奥さんとアフタヌーンティーに行ってきました。

以前も一回行ったところなんですが、そのときとてもよかったので再来。

平日の昼過ぎがタイムセールでちょっと安かったのはラッキーでした。

ここは紅茶がマリアージュフレールで、割とスタッフの方がカップやティーポットの回収に来てくれて、そのとき追加の紅茶をお願いできるんで、気に入ってます。

ランチタイム時はバタバタしてるのでやや放置されますが。

別の、ホテルのレストランが提供してるアフタヌーンティーはめちゃめちゃほっぽらかしにされたんで、ちゃんと気づいてくれるのは大事なポイントですね。

 

梅雨と紫陽花をモチーフにしたセットで、なかなかどれもおいしかったです。

しっかり甘いものとあまり甘くないものとあるので、バランスがよく飽きずに楽しめるのがとてもいいのです、ここのお店のアフタヌーンティーは。

店内が明るくて天井が高いのも好きです。

飲食店は、おいしいかどうかも重要ですが、それと同じかそれ以上に私はそこの居心地がいいかを重要視しています。

なので、外観や内観、テーブルの高さや椅子の座り心地、周りの席との距離、座っている席からの眺め、外の景色、席の配置、などなどが私にとって大事なんです。

その中でも特に眺めと周りの席との距離が重要です。

眺めが好きなお店が結局一番好きになる傾向があります。

というか、眺めがよければ飲食店じゃなくてもいいので、海辺でパン食べてるだけでも幸せになります。

食べ物をおかずに眺めを食べてる感じですね。

ここに心地よい音楽があると更に幸せです。

 

アフタヌーンティーのあとは商業施設を通って、水上バスに乗ってきました。

この水上バスがまた好きなんですよ、眺めが(笑)

心地の良い景色を視界に入れることが私の趣味なのかもしれません。

空とか海とかが好きで、とにかく開けた広い場所が好きなので、このエリアはお気に入りです。

ただ居るだけでも満たされます。

 

うーん、残らないものとか価値を可視化(金銭価値化)できないものは意味がないみたいな価値観を持っている気がしているんですが、それなのに私が好きなのは景色とか空間とか音とか香りとか、そういう定量的じゃないものばかりですね。

私が欲しいのは物質ではないのかもしれない。

私の趣味嗜好と、私の価値基準が合ってない。

私が好きなものに私が価値を見いだせてない……それって自分自身を喜ばすことに意味がないと思ってるってことですよね。

酷いなそれは。自分のことなんだと思ってんだ。

趣味嗜好は変えられないので、価値基準、価値観の方を変えたら、私は私の好きなものを価値あるものとして適切に自分に与えることができるようになるのかな。

 

今の会社に転職して一か月半経ちまして、ずっとメンズのビジネスカジュアルとかいう大嫌いな服装で通勤していたのを徐々にカジュアルな方向にシフトしていきました。

歩きやすいスニーカーを買い、革靴をやめる。

固くて伸びないチノパンをやめて、黒のストレッチジーンズに替える。

ジャケットをやめる。

髪は時々コームで留めたり、気分で変える。

まだまだもっとカジュアルで楽な格好にしていきたいんですが、服がないのでちょっと時間がかかるかなーって感じですね。

ただこんな風に変えていったからか、振る舞いや自己認識が少しずつ変わってきまして、休みの日もメンズを着なくなってきました。

やっぱり着たくなかったみたいです。

今日はこんなカッコでした。

 

 

コーディネートがうまくないし服がそもそもあんまりないのでトータルで見ると変な格好かもしれませんな。

レディスの服を大分処分してしまったので本当に服がない……このパンツは仕事で履いてるやつです。

露出すると男っぽくなりやすいのでなるべく肌を見せないのは重要ですね。

まぁ暑かったんで腕まくってますがね。

男に生まれる→女を目指してホルモンいれる→女として生きてくのきついとなって男に戻ろうとする→やっぱ男無理ってなって中間地点を模索、という流れで生きてますが、まぁ今の立ち位置が妥当かもですね。

好きな服を気兼ねなく着れる心持にはなれてませんが、昔ほど男とか女とかにこだわらなくはなってきたかなと思います。

どう思われようとか、どう見られようとか考えてもしょうがないんですよねー

お店の人が私の性別をどっちだと判断したかなんて聞いてみなきゃわかりませんし、そんなこと聞きませんしね。

 

そんなわけで葛藤の日々を送っていますが、割と元気です。