
何とも不思議なリズムで私のところに本がやってくるようになってきた。
つい先日、ブザン教育協会フェロー第2期のI先生と食事をしながら、I先生の取り組んでいる「自然農」について若干の知識を得たばかりだった。自然農ってどんなものなんだろうなぁ???と関心を高めていたら、茂木健一郎先生のブログでこの本の紹介があった。
「奇跡のリンゴ」
さっそく読んでみた。目から鱗が落ちた。今の日本にこのような方が存在したのかと感動した。
奇跡のリンゴを作った木村秋則さんは青森県のリンゴ農家の方。農薬をまったく使わないリンゴ栽培を決意するが、次々と枯れてしまうリンゴの木。もうダメだと自殺にまで追い込まれ、山の中に入っていた時に気づいた「自然の力」。極限まで追い込まれた人間にしか気づくことのできない世界なのだろうと感じた。
自然と共存することによって気づいた数々の法則。学校でエコについて机上の空論で教えている自分自身が恥ずかしくなってくるほど濃い内容の本である。
この記事を読んでくださった皆様、ぜひぜひ「奇跡のリンゴ」を購入して読んでみて下さい。完全なノンフィクションです。感動とともにたくさんのことを考えさせてくれる一書です。
![]() | 奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録 石川 拓治 幻冬舎 このアイテムの詳細を見る |
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