カウンセリングをはじめて受けたときの話

去年、お仕事をいくつか断ってセーブし、空き時間ができた。
「時間できたらやりたいこと」に取り組むはずが、
いざ時間ができると、「仕事していない後ろめたさ」に襲われた。
あれ?こんなはずでは。。。

私はフリーランスでそういう契約にしたから、
週3勤務であっても、誰にも迷惑をかけていない。
お仕事はいくつかお断りしたが、それは他の人がやってくれているはず。
(それだけ売り上げは落ちるが)

それなのに…
「なんか仕事入れた方がいいのかなぁ」
「なんで私は空き時間を楽しめないんだろう。このままじゃまずい」と思ったのです。

それをカウンセラーさんに相談したのでした。
そうしたらですよ、

カ「おそらく、ご自身が認識されている以上に、すごく疲れているんです。ゆっくり休むことが必要なのかもしれません。休むことだって素敵なことじゃないですか」

私(うーん。それだと時間を無駄にしている感じがするんです、なんとなく)

カ「もし、お友達が同じ状態だったら、どうですか。
 ご友人からわたし時間を無駄にしてると思うの、と相談されたらなんて声をかけますか」

私(絶対に時間の無駄だなんて言いませんね。私の友達はみんな頑張り屋さんだから、同じ状況になれば、今は休むのが仕事だって言います。ゆっくりするべきだって言います。むしろダラダラする時間を大切にすべきだといいます)

カ「そうなんです、お友達にはそう言えるのに、自分自身に対してだといえないんですね。仕事ができる女性は皆さん、ご自身にだけすごくすごぉぉく厳しいんです。」

私(私は別にできる女性ではないですよ、普通です。もっとすごい方はたくさんいる)

カ「お話を聞く限り、お仕事できる方です。お仕事できる方は、自分に厳しいあまりに、いろいろと"受け取る"ことが苦手なんです。ゆっくり休むことを許して、ゆとりを享受するのが難しい
褒められた言葉をそのままの意味で受け取るのも難しい」


(買いかぶりすぎでっせ)
私は自分が仕事でつまらないミスをすることや、そんなに器用ではないこと、つらつらと話した。

カ「本当にそうでしょうか。
 フリーランスでお仕事が続くのは、簡単なことではありません。それは○○さんの力であり、魅力であり、成果ですよね。
 偉大な成果がたくさんあるのに、そちらを見ていないように感じます」

そのあともいろいろ会話をしました。
(それはもう、長くてドロドロした会話です)
私は謙遜半分、本音半分で「大したことない」って言ったのだけど、その「謙虚でつつましくある」姿勢が私の自己評価を下げていて、「休まず働くことが美徳」というどこかから借りてきた指標で、自分を厳しく縛っていて、仕事をセーブしてやりたいことをやることにブレーキをかけていたと少しずつ腹落ちしてきたのです。

確かに私は、自分のことを高く評価してくれた周囲のコメントよりも、自分の失敗や欠点を先に口にしていたのです。
私を評価してくれる人にも失礼すぎるやん!あかんやん。
カ「いいですか。ちょっとキツイ言い方になりますけど、○○さんはもっと自分を褒めないとダメですよ」

腹落ちと同時に
わたし、ひょっとしたらイケてるのかもしれない。
そこから私の自己肯定はちょっとずつ上がります。
1か月、2か月、仕事がいい感じだな♪と思っていたある日
私は鏡を見て唐突に思ったのです。
「お?おお?私って可愛いかもしれない」
それは本当に不思議な感覚でした。


外見についても条件反射的に謙虚になっていて、
私なんか可愛くない、大したことない、おしゃれしてもしゃーないって無意識に思っていたのだと思う。ユニクロ着とけばええやろ、と。
とりあえず自分を否定する習慣を意識的にやめた結果、
「あたしめっちゃ可愛いかもしれん」
「もっとかわいくしてもいいかもしれん」と思った。

(毎日全国で百万回再生される「かわいい」→「いやいやいや。そんなん言ってもなんも出ないよ」みたいな会話のやりとりが女子を疲弊させるのだ)

カウンセラーさんいわく、
ベンチャーで働く人や起業家の方には、自己肯定感が低い人が多い傾向にあります。それが必ずしも悪いわけではなく、向上心につながる側面もある。
でも、それが今の○○さんにとって不要な価値観であれば、
手放してもいいかもしれない。受け取り上手になれば、人生が楽に生きられるようになります。


これが噂の"手放す"か。書籍のタイトルで見るやつ!!
私は、そうして「楽に生きる」はじめの一歩を手に入れたのでした。そしてじぶんの可愛さと再会。久しぶりに。

プロに見てもらってアドバイスもらうのすごすぎる!!
さっそくパーソナルカラー診断と骨格診断をしてもらい、
似合うスタイルに狙いを定めて服の断捨離を決行。
ルミネで試着しまくり、ひらひらのブラウスを購入。
かわいい私になろうと模索しているところです(笑)

カウンセリングの度にカウンセラーさんは言います、
「あれ?また綺麗になりました?」
「あ、はい(照)ありがとうございます」


今度は、
「毒親でもなんでも普通の家庭で育った私が受けていた驚きの影響」の話を。