妊娠中の服用はリスクがあるとのことで、強制的にステロイドをやめることになったんです。
飲まなくなって約1ヶ月間は、夜中特にかゆみが増して、朝起きたら掻き傷が増えてるし、アトピーが明らかに悪化しました。なお、現在はステロイドは服用してませんが、抗ヒスタミン薬を飲んでいます。
ステロイドに対する私の考えは、乳幼児においてはステロイドは使わずに、時間がかかってでも、自然療法などの代替治療やステロイドを含まない薬で対応するべきと思っています。
ステロイドの薬害という言葉がある程で、乳幼児にステロイドを使うことは、大人になってもアトピーから抜け出せない皮膚を作る。
昨年11月に行われた、安保 徹 先生と皮膚科医の藤澤 重樹 先生のこちらの講演会に参加して、自分の中で答え合わせができた感覚でした。
大人のアトピーには、ステロイドは必要な分だけ必要な期間、上手に付き合っていくのがベストだと個人的に思います。
では、ステロイドをやめた後はどうするか?
他の方法でアトピーと向き合わないと、根本的に良くならない。他の方法とは、思考が5割、食事と環境で5割だと思っています。
生活に支障をきたすほどのアトピーの方とお会いして思うのは、特有の心の癖(思考の癖)をお持ちだということです。
私もアトピーがひどい時そうだったのですが、のぼせやすくて、頭の方が熱っぽく下半身が冷たくありませんか?
これは頭に血が昇ってる状態なのですが、何でも頭で考えすぎる、頑張りすぎる、人の目ばかり気になる、感情に振り回される、プライドが高いなどの特徴があると思うんです。
私もずっとそうでした。5年前に本田健さん、2年前に心屋仁之助さんの本に出会って考え方が変わっていき、自分を優先できる、好きなことがわかっている、自分の休むリズムでちゃんと休めるようになって、この考え方だと、頭に血がのぼりにくいんですよね。下半身が温かい感覚です。
もちろん、心の癖を書き換えるのは時間もかかるし、人に言われたからって急に変われるものじゃないですよね。
身体に直接働きかけて、下半身を温かく、頭の熱を取るのも、まずはやってみる価値があると思います。
私は、ゲルマニウム温浴で滝のような汗をかいてました。アトピーだと半身浴でゆっくりバスタブに浸かるのは辛いけど、ゲルマニウム温浴は腕と足首から下だけだから、ほんとおすすめです。
あとは、食べ物。身体の体温をあげるのに必要な代謝酵素は、自分の体内で作られますが、それを補うのが、食べ物から摂る酵素でビタミン、ミネラル。生の食べ物に多いので、野菜や果物を食べて、ノニジュースを飲んでました。
そして、妊娠を通してわかったことがあるんです!子宮にヒントがあるということ。子宮が温かいとアトピーが落ち着きます。子宮の一番の温め方は、我慢を溜め込まないことです。
子宮が温めれば、卵巣のホルモン分泌のバランスがよくなる。卵巣が動けば、腸が温まって便秘や下痢がなくなる。腸が温まれば、胃袋の調子がよくなって、自律神経が整う。胃袋の調子がよくなると、感情に振り回されることがなり、肝心な時に冷静になる。心の風通しがよくなると、声も出る。声が出るようになると、直観やひらめきが確実なものとなり、詰め込んだ知識が自分の可能性のために働いてくれる。
(子宮委員会のはるちゃんのお言葉を引用)
アトピーは、自分の身体に向き合うきっかけをくれました。これって、誰かのためにじゃなくて、自分を一番大事にしてねってことじゃないかな。
アトピーと上手に付き合って、私たちはこれからもっと幸せになれるって思います。