今日のテーマは『●念ずれば花ひらく~坂村真民の言葉』です。


念ずれば花ひらく




●念ずれば花ひらく 


念ずれば

花ひらく


苦しいとき

母がいつも口にしていた

このことばを

わたしもいつのころからか

となえるようになった

そうしてそのたび

わたしの花がふしぎと

ひとつひとつ

ひらいていった 


坂村真民



今朝はのんびりしていたので、

NHKの『小さな旅』という番組を

何気なく見ていました。



今回の旅は、

弘法大師空海が修行した地
として知られる福岡県篠栗町。

ここにはお遍路さんの町。

「篠栗八十八カ所霊場」は、
「堂守(どうもり)」とよばれる
地元の人たちによって
守り継がれているそうです。

八十七番札所 弘照院のお堂の1つ、
「龍泉堂」このお堂の堂守、
木山マキ子さん(67)が、
26年前から続けているお接待。

「いいことあるといいね」

「きっと、よくなるよ」

温かい言葉のお接待です。

並べられた紙や木の板には、

そうした言葉と共に、

ほほ笑む仏様が描かれています。


何気ない一言から、

釈迦や弘法大師、詩人の言葉など、

百種類以上ある中から、

気に入った言葉を自由に

持ち帰ることが出来るそうです。


●下記で視聴できます↓

NHK『小さな旅』今回の放送

【10月30放送】福岡県 篠栗町



堂守の木山さんが26年前から
このお接待を始めたきっかけは、
子供二人に恵まれ幸せだった日々に
突然、最愛の旦那さんを亡くされた、
その悲しみの中で、
ある言葉に出会い救われたから。


かなしみは
わたしたちを美しくする花


これは、坂村真民の詩です。

●かなしみ 

かなしみは
わたしたちを強くする根
かなしみは
わたしたちを支える幹
かなしみは
わたしたちを美しくする花
かなしみは
いつも枯らしてはならない
かなしみは
いつも湛えていなくてはならない
かなしみは
いつも噛みしめていなくてはならない


坂村真民は、
以前ブログで紹介した詩人です。


また坂村真民に出会えたことが嬉しくて、

久しぶりに詩を読みたくなりました。

冒頭の「念ずれば花ひらく」は、

坂村真民の代表作です。

心に残った詩をいくつか紹介します。


●念根


念は根である

祈りの根がしっかりと

大地に深く広がり

力を持っておれば

花は おのずと

大きく開き

念は必ず成就する

これは天地宇宙の

原理であり

摂理である

お互い

念の根を

しっかりしたものにしてゆこう




●つみかさね

一球一球のつみかさね
一打一打のつみかさね
一歩一歩のつみかさね
一座一座のつみかさね
一作一作のつみかさね
一念一念のつみかさね

つみかさねの上に
咲く花
つみかさねの果てに
熟する実

それは美しく尊く
真の光を放つ


ほころびないもの

わたしのなかには
生き続けている
一本の木

わたしのなかに
咲き続けている
一輪の花

わたしのなかに
燃え続けている
一筋の火

ものみなほろびゆくもののなかで
ほころびないものを求めてゆこう
人それぞれになにかがある筈だ




他にも心に残る詩が沢山あります。

私のサイトでも
坂村真民の詩を紹介しています↓
■念ずれば花ひらく





坂村真民は、

一遍の生き方に共感し、

癒しの詩人と言われています。

毎朝1時に起床、

近くの重信川で未明の中

祈りをささげるのが日課だったそうです。

「力」という詩の中で、
祈りについて書かれています。





●力

生きていく力
詩を作り続けてゆく力
痛みに耐えてゆく力
弱さに打ち勝ってゆく力
世のため人のためになる力

そういう力を
授け頂くために
大宇宙の生命が
一番充実し躍動している
混沌未明の刻に座し
夜明けゆく天地の力を
吸飲摂取して祈る

ああ
わたしが切に乞い願うのは
観音妙智力
念彼観音力
自在の神力
迷える羊を救う
光明功徳の威神力
どうかこの力をお与えください




魂の叫びのような強い祈りから

産み出された詩のことばに、

救われた一人の人が、

その後、沢山の人々に

力を与え続けていることを知り、

朝から感動して泣いてしまいました。




死んでしまった後もずっと。

力と光を与えることができる、

そんな人に手を合わせつつ。




読んでくださってありがとう。

祈りと言葉の力に感謝です。

沢山のよい言葉に出会えますように。

愛と光と感謝をこめて




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