今後の薬学部に関して | 薬学を楽しく学ぶ教室代表兼講師薬学男のブログ

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薬学を楽しく学ぶ教室代表兼講師である私のブログです。
薬学部(6年制)に関すること、各々の科目における勉強方法、大学生活に欠かせないことにおいての記事や、たまに日頃思っている事や薬学を楽しく学ぶ教室についてのことを拙文ながら私見で書いています。

皆様こんにちは。薬学男です。

本日の記事は、今後の薬学部に関してと題して書いていこうと思います。

 

今や薬学部は医学部や歯学部と同様に教育課程は6年に引き伸ばされたため、薬剤師国家試験受験資格も6年制の薬学部に入学し、4年次のCBT,OSCE合格、さらに5年次の実務実習(薬局および病院)を行なったのち、最後には大学独自の卒業試験に合格しなければ卒業延期になり、受験資格を得られないといったことがあります。

 

しかし、令和2年度であれば薬局従事者の方が59%であったり、病院従事者が17%と多く、一方6年制になってからというもの大学院に進学している薬剤師資格保有者はわずか0.2%であるということもあり、大学院進学が少ないというのが事実です。

引用:厚生労働省(令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

 

私自身は、以前の大学の講義では、薬学部出身の教員は減少し、将来理学部や農学部、医学部の教員が大半を占めるのではないだろうか。と言われていました。

 

そのため私は大学院進学を考えていましたし、今もその夢は潰えていません。

しかし、有機化学や無機化学、物理化学などの基礎知識に関しては理学部出身でも行うことは可能であると思っています。

 

しかし、実務に関わる内容や衛生薬学などは薬学部出身の実務家教員でないと教えることは厳しいのではないでしょうか。

さらに近年の薬剤師国家試験では実務実習で学んでいる内容が多く出題しているということもあり、やはり一部は大学院進学すべきだと私は思っています。

 

※全て私個人の意見です。

 

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では今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとうございました。