<お仕事> のち 時々
目が覚めて外を見ると、低く雲が垂れ込めていた。
とても、日射が望める雰囲気ではない。
雪もチラチラしている。
それでも、タスクの成立する可能性は0%ではない。
いや、むしろ50%以上あると感じた。
ショップに到着すると、既にメンバーが揃っていた。
タスクミーティングの開始だ。(前夜にもおこなっていたが・・・)
ショップの窓から外を見ていると、富士山側しか見えないので、
とても飛ぶ気分になれないが、花鳥山脈(西富士側)を見ると、
猛スピードで好転して来ている事が分かる。
エリアでは、既に講習生が飛んだという情報も入ってきた。
皆、一斉に移動を開始した。
最終的なタスク決定は、テイクオフ(離陸)場で決めた。
結局、飛べた。
38kmタスクは成立。ゴール者は多数となった。
エリア全体の風向きがコロコロ変わったので、
とても、難しいフライトだったと言える。
バンバンのコンディションであれば、人に付いていくフライトで良いが、
この様なコンディションでは通用せず、上手く飛べない。
広い範囲での洞察力、目標を達成するためのアイディア、
そして、己の判断と決断力が試される。
ただ、、前半は西風が強く、稜線に近づけない一幕もあり、
性能的に不利なDHV1-2クラスの機体に乗っている方には、
酷な面もあった。
それでも、午後から南東風が入ってくる予報だったので、
前半は確実に粘り強く飛び、後半は好コンディションを生かした
フライトが出来たのではないだろうか?
川地自身も塾の進め方に課題を残した一日だった。
次回はその点を少しでも改善して、塾を開催したいと思った。