川地塾R Task3 38km成立!! ゴール者多数 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 雪の結晶 のち 晴れ 時々 くもり

目が覚めて外を見ると、低く雲が垂れ込めていた。

とても、日射が望める雰囲気ではない。

雪もチラチラしている。


それでも、タスクの成立する可能性は0%ではない。

いや、むしろ50%以上あると感じた。



ショップに到着すると、既にメンバーが揃っていた。

タスクミーティングの開始だ。(前夜にもおこなっていたが・・・)


ショップの窓から外を見ていると、富士山側しか見えないので、

とても飛ぶ気分になれないが、花鳥山脈(西富士側)を見ると、

猛スピードで好転して来ている事が分かる。


エリアでは、既に講習生が飛んだという情報も入ってきた。

皆、一斉に移動を開始した。

最終的なタスク決定は、テイクオフ(離陸)場で決めた。



結局、飛べた。

38kmタスクは成立。ゴール者は多数となった。

エリア全体の風向きがコロコロ変わったので、

とても、難しいフライトだったと言える。


バンバンのコンディションであれば、人に付いていくフライトで良いが、

この様なコンディションでは通用せず、上手く飛べない。

広い範囲での洞察力、目標を達成するためのアイディア、

そして、己の判断と決断力が試される。


ただ、、前半は西風が強く、稜線に近づけない一幕もあり、

性能的に不利なDHV1-2クラスの機体に乗っている方には、

酷な面もあった。


それでも、午後から南東風が入ってくる予報だったので、

前半は確実に粘り強く飛び、後半は好コンディションを生かした

フライトが出来たのではないだろうか?



川地自身も塾の進め方に課題を残した一日だった。

次回はその点を少しでも改善して、塾を開催したいと思った。