
当記事で紹介している和菓子ですが、
『生八つ橋もどき餅』であって、
生八つ橋そのものではありません。
どういうモノかと申しますと、
詳しくは本文をどうぞ。
はい、今回もとあるお友達との
会話を書き起こしました。
会話相手は下記の過去記事と同じ人です。
バジルがあれば毎日お餅ピザでも飽きない話
(毎度お馴染みの人ですw)
あれから、このお友達はお餅を消化しきる
ために私が教えた餅ピザを張り切って
作って食してると思ってました。
ところが本人曰く
「フライパンにくっついて上手く焼けない
(´;ω;`)」
という泣き言をわめいてました。
私はすっかり忘れてました。
「(あぁ、この人は目玉焼きを焼く時も油をひかないオタンチン気質な人だったわ。)
( TxT)」
ということをw
で、またまたタイミング的に良いので、
お餅を使った新たなレシピを話しました。
<ここから>
私:
( TxT)
友:
(;^v^)
<お友達が作ったであろう、お餅ピザ(になるハズだった何か)を撮った、スマホの写真を見せて頂いて・・・>
私:
あの、一応聞きますけどね。
コレは何ですか?
友:
お餅ピザだけど
(;^v^)
私:
なるハズだった
の間違いでは?
ダークマターにもほどがある
友:
ダークマターって・・・
あ、写真ブログに載せる?
私:
いらないですよこんな危険物。
酷すぎて閲覧者たちの目に毒ですよ
友:
そこまで言う?(✞^v^)
さすがに私もオコだぞ?
私:
そう言われましても。
何のフライパンを使ったんですか?
友: 鉄
私:
あー、もしかして。
以前まではダイアモンドコーティングの
焦げ付かないのを使ってたから
その癖で油ひかなかったんでしょ?
友: うん( ^v^)
私: ( TxT)
友: ちょっと
「もう手遅れだわ」
みたいな目で見るのやめい。
私:
これを機に鉄のフライパンを時間かけて
しっかり育てていきましょうね。
友: どれくらい時間かかるん?
私:
早ければ1か月後には
お餅でも何でもくっつかなくなりますよ。
それに、鉄で特定の食材を焼いて、
最初は焦げ付いてもしばらくすると
剥がれるものだから。
友: そういうもんなの?
私:
まぁ最初は焦りますよね。
私も玉ねぎが茶色になるまで炒めた時は
やや手こずったくらいですから。
友: ふーん
なんか、他にお餅を使ったレシピない?
私: 笑笑笑
そう来ると思って、また先週、
ご家庭で作れるモノを紹介しますよ。
はい、じゃあコレはなんでしょう?

<コレ↑は家で作ったモノを撮影した和菓子です>
友: ちょっと待って。
お餅は先月に全部食べ終えたって。
私:
実はまたご近所さんから
お裾分けという形で頂いて。
友: あ、そう。笑
これってただの黄な粉餅じゃないの?
私:
まぁ、そう見えますよね。
お餅と黄な粉を使ってるのは違いないです。
友:
・・・お餅に何か混ぜた?
ちょっと薄い桃色に見えるんだけど?
私:
良い所に気付きました。
黄な粉を使った和菓子って
他に何かありますよね?
友:
黄な粉を使った和菓子?
アンタが京都へ行った時に必ず
買ってきてくれる生八つ橋くらいしか。
私: あ、正解です。
友: え?生八つ橋なのコレ!?
私:
正確には、生八つ橋もどき餅です。笑
友: もどきって。
生八つ橋って家で作れるものなん?
私:
そこが気になって、私も、家で生八つ橋
作れないかなと調べたんですよ。
そしたら普通にレシピありました。
生八ツ橋のレシピ、京都土産の作り方
(cotta)
友:
家で作れるもんなんだ。
でもお餅がないとダメなの?
私:
それはさすがに無いと思いますよ。
だって年中売られてるじゃないですか。
だからメインの材料はナニか調べたら
- 白玉粉(もち米の粉)
- 上新粉(米粉)
- 上白糖
- 水
- シナモン
<※材料は上記のサイトから引用>
私: これらだけなんですね。
友:
・・・あー、シナモンね。
ハッカかと思った。
私:
本当は、シナモンじゃなくて
京都本場の生八つ橋はニッキが
使われてるのが殆どなんですよ。
友:
あーニッキ飴とかよくあるよね。
何でこのレシピではニッキを使わないの?
私:
そう、昔から作られてる八つ橋に
シナモンをずっと使ってきたとは
到底思えなくて、何でだろうと調べたら
ニッキ自体が手に入りにくいそうで。
友: 市販では売られてないの?
私:
私も食品売り場で探したんですけど・・・
無かった
だからこのレシピでは、手に入りやすい
シナモンを代用として使ってるかと。
友: そっかー。
ニッキ飴ってさ、私の記憶が正しければ、
なんか辛かった味がしたような?
私: そこなんですよねー。
ニッキとシナモンとでは
全くの別物と思った方が良くて。
シナモンはなんともないけど
ニッキは舐めると辛くて辛くて。
友:
でもそのニッキが、
八つ橋に使われてるんでしょ?
私: そうなんでしょうけど
友:
ニッキって、その、お菓子メーカーとか
業者の人しか買うことが出来ないの?
私: どうなんでしょうね?
売られてる場所が少ないだけで
ある所にはあるんじゃないですか?
なんでしたら、一般家庭で作る分には
ニッキ飴は普通に売られてるから、
ソレを水に溶かして混ぜれば
良いのではと個人的には思います。
友:
・・・何でこのレシピには
ニッキ飴がないんだろうね?笑
私: 思いつかなかっただけかと
友:
で、コレをアンタは作ったと。
気になる作り方の手順は?
私:
はい、私が使った材料と手順はですね。
- お餅1個(サトウの切り餅と同じ大きさ)
- 米粉40g
- トウキビ糖50g
- 水130g
- シナモン0.5g(小さじ1杯)
- ミネラル塩一つまみ
- 1:ボールの中に水と細かく切ったお餅を入れて、湯煎(鍋に火をつけて)しながら混ぜる。
- 2:お餅の原型が無くなってきたら、米粉・シナモン・トウキビ糖・ミネラル塩を入れる。
- 3:黄な粉を入れた容器を用意する。
- 4:全体に熱が通って粉っぽさが無くなれば、一口大にちぎって黄な粉の容器に入れてまぶす。
- 5:お皿に盛り付けて完成。
友: ・・・質問良い?
私: なーに?
友:
このホームページと途中から
作り方が大きく違ってるんだけど?
板の上で広げないの?
私: そこなんですけどね。
お餅を使ってるからベタついて、
十分な量の黄な粉も無かったから、
いっそ一口ずつの大きさに切り取って
直接黄な粉をまぶしたんですよ。
友:
要するに、板の上で生地を広げる
自信が無かったと。笑
私: はい。笑
友:
だから生八つ橋もどき餅なんだw
気になる味は?
私: 味はですね
「あ、生八つ橋だ。」
という感動が口の中いっぱいに広がって。
友:
口いっぱいに広がるって
何だその表現はw
で、今ソレここに持ってきてないの?
私:
え?持ってきてないですけど。
友:
何で持ってきて来ないのよ~
私も食べたいぃぃぃ
私:
だってお餅だから、作った直後に
固くなる前に食べなきゃいけないから。
友: あ、そっか。
因みにどれくらい時間かかったの?
私:
1時間半くらいでしょうか。
思ったよりお餅が(熱した)水と混ざるのが
長引いて塊が全然なくならなくて。
友:
1時間半もかかるの。
やば、私には無理だわ。
アンタのサポートが無いと作る自信無い。
私: ホントね。
食べるのは一瞬なのに作るのには
時間がかかるという。笑
何なんでしょうねこの理不尽さは。
友:
で、餡子とかが入ってる
生八つ橋を作るには?
私:
それはもう皮みたいに
広げないとダメですね。
友:
ん?一口大に切り取ったお餅を
それ単体だけを広げるってのは?
私: あーなるほど!
生地全部は無理でも少量なら。
でもなーまたお餅全部
なくなっちゃったんですよねー。
友: 例のお餅ピザレシピで?笑
私: はい。笑
友:
じゃあこの八つ橋もどきは次いつ作るの?
私:
いや作るの大変なんで、
来年までは作らないと思う。
めちゃくちゃ手間かかるんですよ
友:
別にお餅じゃなくても良いんでしょ?
何て言ったっけ、もち米の粉。
私: 白玉粉のことですね。
まぁ確かにコッチを使えば、
お餅よりはべた付かない可能性が。
友: ・・・( ^v^)
私: 何ですか二ヤついて
友:
今すっごい良いものを思いついたけどさ。
黄な粉をまぶす代わりに、
ココアパウダーを使ったらどうかな、と。
私:
あー絶対に美味しいヤツ。笑
今から白玉粉買ってこようかなw
友:
そうよ買って作って私に
供物として捧げなさい。笑
私: 急に面倒くさくなってきた
友:
ちょっと!面倒とか言わないの!笑
<ここまで>
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