プロローグ ─── いくらカースト制度が定着したインドといっても、いくら教育が行き届いてない階層が多いといっても、さすがにここまでデタラメな政策は通用しないでしょう。
インドでは、多国籍企業による乗っ取りが農業改革と労働法改革にまで及び、高学歴な大企業労働者も抗議活動に加わっています。
コロナを悪用した社会、経済、文化の破壊。次に来るのは、グレート・リセットという名の、憲法や法律に反した社会制度の一方的な書き換えと全階級の奴隷化です。これらはすでに日本でもはじまっています。
もちろん、人道的犯罪として世界中で問題になっています。
インドの一方的な改革:
グレートリセットの実像【要約】
[THE CARAVAN]2020年12月17日 アキレシュ・パンディ
デリーのシャヒーディ・パークで労働組合が抗議。いくつかの労働組合と労働者団体が、最近制定された3つの農場法に対する農民の抗議に加わった。写真:シャヒード・タントレイ
最近制定された3つの農業改革法に対する抗議運動は、2020年11月26日のデリーのチャロやその他の地域にはじまり、全国へ拡大しています。
取材班は、11月28日から12月14日にかけて、デリー首都圏とハリヤーナ州の間のシングー国境とティクリ国境、そして、デリー首都圏とウッタル・プラデーシュ州の間のガジプール国境で行われた抗議集会を訪れました。
抗議の高まりとともに、労働者が農民運動に加わり、「キザン・ムードゥレクチャ」(農民と労働者)の運動になっています。12月14日、シングー国境では、インクィラビ労働センターのメンバーがパンフレットを配布していました。
最近可決された農業関連法と労働法は、農民だけでなく労働者にも反するものです。今こそ団結し、私たちの強さを示すときです。
インクィラビ労働センター中央作業委員会シャンビー・シュクラによると、15の労働組織からなる「労働権闘争キャンペーン」が、農民を全面的に支援しています。
私たちは12月5日、8日、14日にウッタラーカンド州、ウッタル・プラデーシュ州などで抗議行動を組織しました。労働者階級の農民には多大な支援があります。これは、政府の資本主義とファシズムに反対する運動です。私たちは勝利を得るまで一緒に戦うでしょう。
12月11日、少なくとも10の労働組合の共同窓口の中央労働組合、業界組織連盟の合同プラットフォームは、農民への心からの支援と岩のような連帯を表明しました。
中央労働組合と業界組織連盟の合同プラットフォームは、所属に関係なく、来るべき重要なときに農民との合同闘争に連帯を拡大する労働者、職員、組合に呼びかけています。
労働組織はまた、ナレンドラ・モディ政府によって導入された4つの新しい労働法、賃金法、労使関係法、社会保障法、そして労働の安全・衛生・条件法に抗議しています。
新しい法律が既存の44の労働法に取って代わり、長年にわたって労働者の権利と安全を確保してきた様々な法的規定を希薄なものに変え、一部は廃止されました。また、多数の事業所が労働法から除外されています。
労働組織のメンバーは、当初、地域の行政本部や企業の本社前で抗議していましたが、すぐに、デリー国境沿いの農民の抗議活動に加わるべきだと気付きました。
デリーに本拠を置く建設労働者組織「建設労働者の権利キャンペーン」のリーダーであるタニーシュウェ・ダヤル・アディガルは、次のように語っています。
農民運動が、農民と労働者の結束を示す機会を与えてくれました。労働者と労働法との戦いは、農民と農業関連法との戦いによく似ています。ですから、私たちは一緒に声を上げなければなりません。
農民組織は労働組合の支援を歓迎しています。全インド農業労働者組合の共同書記であるヴィクラム・シンは、次にように述べています。
過去20日間の動員人数を見ると、団結は成長しています。労働者は、この闘争が農民だけでなくインドの食料安全保障を確保し、経済を救うことを理解しています。残忍、市場優先、不確実な農業関連法と農民が戦うのと同じように、労働者は労働法と戦っています。
インド労働組合センター(CITU)の事務局長A・R・シンドゥは、シングー、ティクリ、ガズィプールの州境で積極的に抗議しています。
労働法と農業関連法は9月に同時に可決されました。労働組合は9月23日に全国の労働法に対する抗議を呼びかけ、成功を収めました。労働組合は9月25日の農民の抗議を支持しました。労働組合は、現場の農民の抗議を継続的に支援し、農民との関係を築いています。
エピローグ ─── インドの人たちは気付いているかどうか、インドの労働組合の多くはもともと共産主義組織です。グレートリセットを推進しているグループと同じ目的を持って作られたものです。
フランス革命とロシア革命のとき、中心的役割を果たしたのがフリーメーソンです。そして、革命が終わったとき、ロシアではユダヤ人ではないフリーメーソン、資産家、医者、教授などがまっ先に殺されました。
さて、先日ある零細企業の社長さんとお話しをして気付きました。生活に問題がないと思っている人たちは、コロナやグレート・リセットには関心がないんですね。来年はいつも通りやってくると思っているようです。
1年近くも社会や経済が不当に制限され、会社の売上も落ち、無用のマスクまでつけさせられているのに、疑問すら感じていないことにちょっと呆れてしまいました。もちろん、自分がワクチンを強制されることもご存知ありませんでした。
「だって、俺は健康だもの。」
「それでも強制されますよ。年齢的に割と早めじゃないですか。」
「えぇ、なんで? 」
「教えてもいいんですが、はじめて聞くとビックリすると思いますから、まずはご自分で調べた方がいいですよ。」
「何を? 」
「グレート・リセットです。」
「ぐ・グレート? 」
「リセット。」
まぁ、どうやって調べるかもご存知ないでしょうし、たぶん調べないでしょう。そういう心配をする必要が今までなかったのですから、せんなきかな。しかしシナリオには、次のテーマと時期がとっくに設定されてます。



