プロローグ ─── 調べていただくと分かりますが、〝ビッグファーマ〟にまつわる黒い噂は非常にたくさんあります。僕はフクシマのさ中、「放射能は無害」といいながら抗癌剤の営業に回っていた大手の営業担当と喧嘩したことがあります(笑)。「米で中国人ウイルス研究者殺害」は典型的なパターンだったのでご紹介しました。

 

さて、「ワクチン開発は不要!だって、すでにあるもの!」のつづきです。この記事に出てくるヒドロキシクロロキン(Hydroxychloroquine、HCQ)は、抗マラリア剤。全身性・皮膚エリテマトーデス治療薬としてWHOの必須医薬品に指定されており、ジェネリック医薬品(商品名・プラケニル)。日本国内にもあるのではないでしょうか・・・?

 

 

HCQを使わせない政治家、
その訳は?

ONE NEWS NOW]2020年4月27日 ブライアン・フィッシャー

 

 

 

 

─── しかし、アンドリュー・クオモ知事が3月6日にニューヨーク州全体でHCQの使用を禁止し、ネバダ州とミシガン州の民主党知事もすぐに追随、3月28日まで国家非常事態宣言がなされました。

 

アメリカ国内のHCQ使用に関しては、なにも進展しませんでした。3月20日までトランプ大統領は歩みを止め、FDA※1がSARS-CoV-2にHCQの適応外使用※2を承認するよう要求しました。

※1 U.S. Food and Drug Administration):米国食品医薬品局。ファウチ博士も所属する薬事承認機関だが、数日前ファウチ博士の情報は削除。

※2 指定されている疾患、限定されている用途以外に薬を使用すること。

 

 

医師が500人治療、100%の実績

ウラジミール・ゼレンコ博士は約500人のコロナウイルスの患者にHCQを使用し、100%という驚異的な成功率を見せたことを3月23日に報告しました。これは、ファウチ博士が冷笑するような架空の証拠ではなく、実存する患者による臨床現場での確かな証拠です。

 ニューヨーク州立大学バッファロー州立大学卒、レノックスヒル病院に所属する医師。

 

「私のチームは先週の木曜日以降、HCQで、ニューヨークのキリヤス・ジョエル地区の約350人、他地域の150人の患者の治療に当たりました。提携医療チームから私たちに提供された情報は、死亡者ゼロ、入院患者ゼロ、挿管患者ゼロです。さらに、約10%の患者に一時的な吐き気と下痢があった以外、HCQの悪影響は聞いていません。」

 ニューヨーク州オレンジ郡の貧民街。

 

ゼレンコ博士は言いました。

 

「この治療を全国に拡大すれば、経済は速やかに回復します。国が再び開かれます。非常に重要なことをお話ししましょう。この治療は1回約20ドルです。全国規模にするには、とても大切なポイントです。20,000ドルもかかるような治療は、まったくよろしくありません。私がやったのは、安全性が分かっている従来の市販薬を転用し、外来患者に特定の組み合わせで使用する、それだけです。」

 

この手の質問は、見事なほど邪魔もの扱いされます。

  • ファウチ博士が2005年からHCQの有効性を知っていたなら、なぜ、ゼレンコ博士が行ったように発症した患者へ直ちに投与しなかったのでしょう?

  • もし投与していれば、誰も死なず、患者以外はだれも隔離されなかったのでは?

  • そもそも、検疫とは誰のためのものですか?

イエス・キリスト的に言うなら、HCQカクテルを必要とするのは無症状の人ではなく、病気の人です。そして、症状が出るから必要とするのです。やる気のない医療機関はHCQカクテルを感染後期に投与しようとしますが、それは医学的には愚かです。

 

ある医師は言いました。「最善の治療法は、抗菌、抗真菌、抗ウイルスの薬でいかに感染の進行を遅らせるかです。細菌、真菌、ウイルス、いずれも単体で感染するなどありません。感染後期に投与するというのは理解に苦しみます。」

 

 

なぜか使わせたくないファウチ博士

それではなぜ、ファウチ博士は最初からこれを推進せず、事あるごとにHCQを制限し、却下したのでしょう? 彼はHCQの臨床試験を4月9日まで開始せず、そのときまでに33,000人が亡くなっていました。

 

これが理由かもしれません──クロロキンは比較的安全で、効果的かつ安価な薬で、多くの患者の病気に使われます。・・・(中略)・・・SARS-CoVの感染と拡大を効果的に抑制できる、ここが問題なのです──安全で、安価で、機能する。言葉を代えれば、魅力的でも斬新でもない、1934年からあるのだから。

 

人の性質としては、こういうことかもしれません。コロナウイルス・ワクチンの新発見を追いかける人々は、健康以外の目的でそうしているのです。私には誰かの心を見通すことも、意図を読むこともできませんが、一方で、本能では認識しているかもしれません。HCQを推進するのは地味で、歴史に名が残ることはないと。

 

ポリオワクチンは、1954年にジョナス・ソークによって開発され、現在でも「ソークワクチン」として知られています。 HCQがその答えだったとしても、「ファウチワクチン」にはならないでしょうね。

 

ファウチ博士が、ツイッターでしきりにHCQのことを舌打ちしたり、鼻で笑っている間、ラウロ博士とゼレンスキー博士は現場に行って、1回20ドルで人命を救っています。おそらく私たちは、高級官僚の魔法使いやヘビ使いのマスコミよりも、彼らの話を聞くべきです。

 

ファウチ博士は、ヘビ使いのマスコミからデルファイの神託※1のように尊重されています。とりわけ、パニックの最中というのは、人々は他のことに見向きもしません。国中が彼の一言一句にすがっています。しかし、もしもHCQによって誰も死なず、誰も隔離されなかったなら、彼の15分間の名声※2もゼロになるでしょう。

※1 Delphi at Oracle: 古代ギリシャの聖地デルファイにはアポロン神殿があり、人々はそこでオラクル(神のお告げ)を授かっていた。

※2 ホワイトハウス・タスクフォースでの彼の発言時間のこと。

 

 

大手製薬企業もHCQを使わせたくない

次の点を見落としてはならないと思います。

  • HCQジェネリック医薬品であり、
  • 安価に製造できるため製薬会社の利益率は低く、
  • ビッグ・ファーマ(大手製薬企業)にとって儲けがなく、
  • 一方のワクチンの儲けは文字通り莫大です。

ファウチ博士や医療施設に、舞台裏からどんな圧力がかかっているか、あなたは想像できますか?

 

2020年2月15日を振り返ってみてください。ファウチ博士は、「コロナウイルスのリスクは微々たるもの」と言いました。当初からできたはずの治療を、無視するかのように拒絶してきたことが分かったなら、その人の評判はとんでもないほどガタ落ちでしょう。

 

もしも、数十億ドル規模のヘルスケア官僚の責任者たちが、(タスク・フォースが始まった)1日目からHCQの治療を提唱していたなら・・・。いったい何人の命が救われたのか、私たちに知るよしはありません。彼らが行ってきたアドバイスはずっと危険で、あらゆる意味で致命的でした。

 

いつでも、もちろん今日にでも、私たちは、「世界を変えられる知識や経験を持った人は誰なのか」を知ることができます。「解決策とはなにか?」に意識を向けたとき、世界は違ったものになるのかもしれません。

 

 

 

エピローグ ─── 彼らは臆面もなく、5Gでもワクチンでも同じやり方をしてくるでしょうね。すでに、北海道では中国による〝ソフトな〟侵略が始まっているそうです。今がまさに激動の時代。