風説の流布(^^; | 龍の皿-RYU's Plate- with AlfaRomeo159

風説の流布(^^;

結構な「鈍感」なのである。アバウトとも言われている。

仕事や拘った部分に対しては極度な神経質が顔を出すケースもあるが、いわゆるところのアバウトな人間なのである>ボクΣ\( ̄ー ̄;)


先日のアルファデイで数名の159オーナーから声をかけられ&質問を受けた。


「フロントガラスのビビリ音ってないですか?」

『スミマセン・・・気にした事がないのです。』


「フロントワイパーの拭き残しってないですか?」

『スミマセン・・・意識して見た事がないので・・・拭き残してるかも。。。』


元々の性格なのか、永年アルファロメオを乗り継いでるのでそういったことが気にならなくなったのか・・・(^^;


それでも159は156のようなミシミシ音といった類の音はまったくなくて、剛性が上がって室内が静かになったものだから、返って今まで気にもならなかった音が気になったりしているように思う。。。


アルファデイでもそうだし159-NMでもよく聞かれることがある。


「159って音(エグゾーストノート)がアルファらしくないんですよね?」


『???』 『ボクはアルファらしい良い音してると思うんだけど・・・。』 『誰から聞きました?自分でもそう思います?』


こういった質問をしてくる人は、だいたいがアルファロメオ初めてが159というオーナーである。インターネットが普及してSNSなどで盛んに書き込まれているコメントを鵜呑みにしているようである。


アルファロメオを乗り継いできているが、シングルカムの155や75のV6といったエンジンは独特の艶があったように記憶しているが、それ以降の156、GT、147・・・159といったモダンアルファは総じて同じように感じる。それでも他ブランドのクルマとは違う独特のアルファサウンドの味付けといったものは施されているので、あとは好みのマフラーなどで自分好みに仕上げていけば、充分魅力的なアルファサウンドを堪能できると思うのだが・・・。


だいたい155が出た時ですら「もはやアルファロメオではない!」 「フィアットベースのエンジンで、なにがアルファサウンドか!」とかさんざん言われていたように記憶している(笑


それから20年近くを経て、また同じ事を繰り返しているように感じている(^^;


「アルファロメオらしくない!」とか「デカイ、ノロイ」とか色々言われる159であるが、156のV6もTSも乗っていたボクの感想としては、確かにデカくて重いけどパワー&トルクは全然上だし、小回りはきくし、剛性は高いし、車内は静かだし。。。その気になれば良い音作れるし(^^


アルファロメオはアルファロメオだし、比べても仕方ない。時代に即したモダンアルファは切り開いていく宿命があるのだし、159も後年必ず評価されるクルマだと確信している。


ボクにとっては本当に良いクルマだと感じている。ここ最近乗り継いできたアルファロメオの中で一番気に入っている!