センター試験「国語」所感(2013年) | 吉田裕子ブログ「国語で人生に輝きと潤いを!」 国語講師、古典講座、日本語本

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国語を学ぶことで感受性と対話力を磨いたら、人生はもっと楽しいと思う。国語の先生を始めて16年目。(予備校講師、高校教師、カルチャースクール講師(大人向け古典入門講座)、著述家) 東大教養学部、慶應通信(文学部第1類・教職)卒、放送大大学院修了、ムサビ通信在学中。

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大学入試センター試験の「国語」を解きました。


河合塾の分析を見たら、
「古文が難しい」と書いてあったので、
心して解いたのですが、
言うほどではなかったような…

(ちなみに、センター試験2013年「古文」の現代語訳を作りました☆)


逆に、現代文は、評論(随筆)も、小説も、
「面倒臭い」という印象でした。

本文が、どちらも長いですし、
文体が古くて硬いので、
読みこなせなかった受験生も多かったのではないでしょうか。

相変わらず、設問の選択肢も長いですし(三行とか!)
表現の特徴や全体の構成を聞く問題もあって、
本文を繰り返し見直すことになるでしょう。
読むスピードが遅いと、
時間が足りなくなりそうです。


加えて、漢文も、
後ろ三分の一の内容を読み取るのが難しい文章だったので、
「本文が難しいと、その瞬間に完全に思考停止してしまう」
というタイプの生徒にとっては、
今年は辛かったのではないかと思います。

実際は、諦めずに解くと、
案外、設問が分かりやすかったり、
逆に、選択肢の内容がヒントになったりするものなのですが…あせる






ちなみに、これはよく受験生に話すことなのですが、
国語の入試の難易度というのは、

本文の難易度 × 設問の難易度 × 採点基準(記述の場合)

という三要素で決まるものだと思います。

本文が難しくても、すぐには諦めないで欲しいですねDASH!

(そして、逆に、本文が簡単でも、油断しないで欲しいですね。)






さて、何はともあれ、
受験生の皆さんはお疲れ様でした。

まだまだ試験が続く人が多いと思うので、
ぜひ先を見据えて、頑張ってくださいね音譜



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