R25に、「情熱大陸」テーマソングでお馴染みの
葉加瀬太郎さんのインタビューが掲載されていました。

その中で、作曲に対する姿勢を語った箇所が印象的に残りました。



「僕の場合、曲を書くのは、
 自分の心の中にある何かを表現するみたいな
 大層な感じではなく

 もう少し気楽なもので。

 人を楽しくするとか、
 楽しいときに使えるとか、
 僕自身がこんな曲が弾きたいとか、
 そういうところから考えるんです。」



「曲を作り始めるときは、ある意味がむしゃら。
 締め切りにも間に合わせないといけないし(笑)
 (でも)何曲もできてきて、それを並べてみると、
 共通するワードやヒントみたいなものが
 浮かび上がってくる。




別に、自分の主義主張や個性を前面に出そうとしている訳ではない。

しかし、気がつけば、作品世界には、
その時々の自分のあり方が反映されている。


みずから出そう出そうとするのではなく、
振り返ってみて、初めて、
おのずから発揮されていた個性に気付く。




個性溢れるアーティスト・葉加瀬太郎さんでも、
そのようなものなんですね。








授業の仕方、
先生としてのあり方についても、
1人ひとり、
かなりの個性が出ると思います。

それは、先生としての「ウリ」と言っても、良いかもしれません。


そういうものって、
自分で、作ろう・魅せようとして生まれてくるものではなく、
目の前の生徒達に、
一生懸命に対応する中で、
おのずと生まれてくるものなのかもしれません。


そして、生徒や同僚からのフィードバックなどで、
初めて気づくものなのかもしれませんね。



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