カザフのクソババァに泣かされる | 旅ジャム

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1年間に3度旅にでて、世界一周しました。

ウズベキスタンの首都タシケントから、キルギスの首都ビシュケクへは
直通の移動手段はなく、ウズベクのオシュからキルギスに入るか、
カザフスタンを経由するかの2択です。

私は、距離が短いカザフ経由を選択しました。
ちなみにカザフは2014年の7月から2015年の7月まで、日本人は
ビザ免除なので、今が行き時です。

ウズベクとカザフの国境からビシュケクまで直通の深夜バスがあるので、
それに乗るため、ウズベク国境へ。そして出国。

ウズベクは旧ソ連の体制が残っていて、出国審査が厳しく
所持金を横領されたりと噂があるので、ドキドキ・・・
でも心配には及びませんでした。税関申告書もちらっと見ただけだし、
せっかく集めたレギストラーツィア(滞在証明書)もノーチェック!

怖い顔の警察官は良い笑顔で「Have a nice trip!」♡




国境越え。橋の向こうはカザフスタン。


カザフにも難なく入国。

長距離バスターミナルで、ビシュケク行きのバスのチケットを購入。
のんびりしてたけど、バスは1日2本で16時30分が最終でした。
バス停に着いたのは16時。
あっぶね~。これ逃したら用もないのにカザフで1泊するとこだった。



これでバスに乗っておけばキルギスに着く!余裕じゃん♪

しかし、悲劇はここからですよ・・・

私の座席番号は15-D。15列目の窓側に着席していたら、
太ったデカい
金髪のカザフ人のオバさんが怒鳴りちらしている。
オバさんは15-Cのチケットを持っていて、自分が窓側の席だと
主張しているのです。

えぇ~?このオバさんが隣~?
とガックリ・・・

それでも、私は「通路を挟んでCが通路側。Dが窓側だ。」と
言い張りました。すると、オバさんはますます怒って、
力づくで私を通路側の席へ押しやり、その後も大きな声で
私を罵っていました。(カザフ語なので、内容はわからない)

なにこのオバさん!
こんな扱いを受けるのは、はじめて!

私は周りに助けを求めました。
絶対、このデブのクソババァだけが、変なんだと信じていました。

「私は、この席が嫌です。
 どこか他に空いている席はありませんか?」

振り返ると、後ろの方に空席があります。
しかし、周りの乗客は
「あなたの席はそこだけよ!」とババァサイドに。

なんで????なんなのこの人達!!

このやりとりを聞いていたババァは、ニヤニヤしながら片言の英語で

「Sit down!!」

これを聞いて私は水とバックを持って
(バックパックは下に積んでいたので助かりました。)
後ろの方の空いている席に移動しました。

もう、どこでもいいから、あのババァから離れたいという一心で
通路を進むと若いお姉さんがこっそり話し掛けてくれました。

「ここの席、使って!私の兄の席だから。」

この子のお兄さんは、空席だった後ろの席に移動してくれていました 。
なので、他に乗客が乗ってきてもお兄さんがうまく対応してくれる
ということなんでしょう。

普段なら、こんな好意を受けると感謝の言葉とともに
愛想を
ふりまくのですが、完っっっ全に心が折れていました。
たぶん、私は青ざめていたと思います。黙って彼女の隣に座りました。

そして、チケットを見せて。と言われたので、

   私:「私は15-D
なのよ。窓側でしょ??」

お姉さん:「
ううん。Dは通路側よ。A=通路、B=窓、C=窓、D=通路なのよ。」

は~。なるほどね。

でも、私はあのババァが許せませんでした。
ババァを煽っていた
他の乗客も。
カザフ人の良心や道徳はどうなっているんだろう??と、思いました。
ウズベク人はあんなに優しくて親切だったのに・・・

あのババァは、オバさんというよりオバアさんという年齢で、
もう
性格や考え方を改善することはできないでしょう。

どーしようもない、憤りと救いようのなさに、

泣いてしまいました。
息を潜めて泣いたけど、少なくとも隣の子とその兄にはバレた。笑

どっひゃーーー。こんなくだらんことで泣くなんて!!
大人なのに恥ずかしいぃぃぃ!!
でも、涙がとまらないので、泣くわ。泣くわ。無表情で2時間は泣いた。笑

英語の話せない隣のお姉さん。スマホの翻訳機能で
「Dont cry.」「We can become friends.」と画面を見せてきます。
それがまた涙を誘う。もう!!逆効果やから!!!!

「ドントクライ・・・ドントクライ・・・」と、つぶやくお姉さん。
でも、閉ざした心は簡単には開けないのだ。
お姉さんに返事をすることはできませんでした。
差し出されたチャイもお菓子も受けとれなかった。


だいたい、なんでお姉さんとその兄はコソコソしてるの??
堂々と助けてくれないのは、なぜ?? 私がそんなに悪いことした??
カザフスタンという国はどうなってんの??

その後、カザフ出国、キルギス入国などを無の境地で済ませ、
キルギスのビシュケクに着いたのは朝5時。
地獄の深夜バスから解放されました。

旅は、いいことばかりじゃありません。
ウズベキスタンでチヤホヤと甘やかされてたので、油断してました。
私って結局、弱くて小さい人間やな~とか、なす術のない理不尽なことが
存在するんや~とか、いろいろ考えさせられて勉強になりました(´ε`;)