障害年金の請求は自分やご家族などで

行うことも可能です。

しかし、

制度が煩雑だったり、

用意する書類が多かったりと

かなりの労力が必要…。

 

そこで

社労士に依頼しようと考える方も

多いと思います。


では、社労士に頼むと

一体どれくらい費用がかかるのでしょう。

今回は、

障害年金の請求を社労士に依頼した場合の

費用と、だいたいの相場を

ご説明します。

 

 

☆私のプロフィールはこちら

 

 

障害年金を社労士に
依頼した場合に
かかる費用は?

 

障害年金の請求を社労士に依頼したいけど、

「結局、いくらかかるの?」

「いつお金を支払うの?」

「相場はいくら?」など、

 

いろいろな疑問や不安を持たれている方も

多いと思います。

 

 

それでは、費用の項目ごとに

ご説明していきます。

 

 

 

目次

 

 

  

1.初回相談料

 

初回相談料は、

基本、無料のところが多いです。
ただし、一部の事務所では

契約前の相談に費用を設定している

ケースがあります。
 

 ▶相場:30分5,000円ほど

 

  

  

2.着手金・事務手数料

 

社労士と契約する際に支払う費用です。

年金の支給不支給の結果に関係なく、

払う必要があります。

(基本は、不支給になっても

返金されることはありません。)
 

医療機関や年金事務所とのやり取り、

書類の作成などにかかる費用になります。
 

 ▶相場:1~3万円

着手金・事務手数料が

無料のところもあります。

 

 

 

注意!


社労士事務所のホームページでは

「着手金無料」と表記していても

「事務手数料は〇万円」など、

別の名目が設定されている場合も

あります。


契約時にはいくら必要なのか、

事前に確認しましょう。

 

 

  

3.成功報酬

 

受給が決定した場合に支払う報酬です。

もし、不支給となった場合は

支払いの必要はありません。

 

 ▶相場:

 ①【認定日請求】【事後重症請求】の場合
 →年金受給額の2か月分
 
 ➁【遡及請求】の場合
 →年金受給額の2か月分と

  初回入金額の10%の合計額

 

 

さて。

年金額2か月分といっても、

一体いくらなのかわかりずらいですよね。


具体的な例で、ご説明しましょう。
 

遡及請求の結果、

【障害基礎年金2級に決定、

過去5年分の遡及分として

400万円を受給した場合】の成功報酬

 

障害基礎年金2級

→ 816,000円(令和6年度)
▶年金受給額の2か月分: 136,000円

(816,000円 ÷ 12か月 = 68,000円 )

(1か月の年金額 68,000円 × 2か月分)


▶遡及額の10%:400,000円

(4,000,000円 × 10%)

(136,000円 + 400,000円) × 税10% 

= 589,600円(税込)

この場合の成功報酬の金額は

約59万円 になります。

 


 

下差し請求方法や年金額について詳しくはこちら

 

 

 

 

注意!


成功報酬にも消費税がかかります。

金額が大きい分、消費税も高くなるので

注意しましょう。

 

 

  

4.実費

 

診断書、受診状況等証明書のような

医療機関で取得する書類などを

社労士が立て替えた場合に

発生する費用です。

年金の支給不支給の結果に関係なく、

払う必要があります。

 

当然、自分で手続きを行う際にも

必要な費用です。

 

 

そろばんをする男の子のイラスト

 

 


 

以上のように、

障害年金の請求を社労士に依頼すると

費用がかかります。

 

しかし、その分

・書類の収集、作成

・医療機関とのやり取り

・受給の可能性アップ など

メリットも大きいです。

 

また、請求までにかかる期間は

自分で行うより圧倒的に早いので

結果、社労士にかかる費用は

0円

と考えることもできるのです。

 

障害年金は、

請求した翌月から支給されるので

早く請求できれば、その分

早く年金を受け取ることができるからです。

 

詳しくは、

また今度ご説明しますねウインク

 

 

障害年金の請求を検討している方は、

社労士に依頼することも

選択肢のひとつとして

考えてみてくださいね。

 

 

ではでは。

必要な人に障害年金が届きますように虹

 

 

 

※今回ご説明した費用等は、一例です。

 

事務所によっては、

難病などの難しい案件になると、

金額が上乗せされる場合もあります。

 

追加料金の有無など

契約前に確認しておきましょう。