日本のテレビ番組

「ガイアの夜明け」で
大塚食品・ボンカレーがインドに進出という番組をみた



日本企業の挑戦については拍手だが

インド室長の植松氏が横浜の自宅に戻り家族に帯同の話を持ちかけるくだりで

相方と共に

んぁ!来ちゃダメよ!

と声をあげてしまった

奥様は大手製薬会社にお勤めでかわいい盛りの小さなお子さんが三人


このかわいいお子さん達の小さな肺を大気汚染で汚すことになるやんガーン

あか〜ん

もはやボンカレーのインド進出よか
お子さん達が横浜に留まることへの想いがMAXに!

横浜で健やかに育って下さいな

成田空港で奥様とお子さん達が植松氏を見送るシーンでほっと胸をなでおろした

ニューヨークやロンドンに駐在帯同するのとは訳が違う雷

海外駐在のカテゴリーが全く違うのだ

ニューヨーク・ロンドン・パリなどは
あら!いいわね!

だけど

インドは…まぁ!お気の毒!

なのです

いや私はインド好きだから楽しめますって方すら健康を害して帰国されたり、別の国へスライドされたり
お子さんの咳が止まらなくなり帰国された方を見送ってきました

お別れは寂しいけど
心の底から
こんな劣悪な環境から抜け出せてよかったね!という言葉が出ました


海外駐在も30年前とは大幅に違う
駐在員一人にかけるコストがガーンと低くなっている
駐在家族が若い世代の方々ばかりなのも人件費削減策なのだと思う

いまのご時世どこも同じですもん

相方とよく話すのは
駐在妻も変わったね!ということ

30年前は華やかな雰囲気で語学力のある
才色兼備な女性が多かったが

いまは二極化

帰国子女や留学経験があり一人でテキパキ行動できる方
普通の専業主婦(初海外生活がインドなんて方もいらっしゃる)

海外駐在生活が華やかだった頃とは違い


時代は変わったのだ


新興国の中でもインドは最も魅力的な市場ではあるけども
帯同する家族にとって生活ストレスが大きい国だ

ずっと海外駐在生活を送っていて、いろんな免疫力がありストレス耐性が高い方なら創意工夫して生活できるだろうが
初めての海外生活の方にはかなりハードルが高い


大気汚染・犯罪率・感染症

日本や先進国の暮らしとは遥かに違う


日本の企業側は
インドの現状を把握してるのか?と疑問に思ったことがあった

日本人学校で開催された
日本大使館医務官による大気汚染の説明会に参加した時

(大気汚染について)
日本のオフィスと温度差がある

親身に理解してもらえない

との声が上がった

これはたった一人の声ではなくインドに進出している企業勤務の方々の大半に言えることではないだろうか

pm2.5の恐るべし数値を日本のオフィスへ示したところでその危険性をわかってもらえないのだ


企業戦士として送り出され
任務を遂行すること
数字で結果を出すことだけが求められる

お仕事ですから

予防接種は受けたしあとは頑張ってな!

ということで

その過酷な環境までは何処吹く風

自己防衛するしかない
(pm2.5をモニターし対策をとる
帰国の回数を増やす)



これからインド駐在を控えている方

小さなお子さんがいる方

これがインドの現状ですぐすん



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