国際結婚の難しさ | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

女王様のところのALTは日本人の女性と結婚して,カワイイ息子さんがいらっしゃる。


彼のご両親が,日本に今やってきている。


この間,


目を真っ赤にした彼が,すったもんだあったらしく女王様に相談してきた。


英(ALTのこと)

女(女王様のこと)


「こまったよ。昨晩は皆で大ゲンカだった。」


「どうしたの?」


「僕の母が今イギリスから来ているのだけれども,妻(日本人)と母が息子の子育ての仕方で衝突してしまって・・・・。僕は板挟みで苦しいよ。」


「大変だよね。嫁・姑問題はさ。日本人同士だって大変なのだから,国が違えばもっとたいへんかもね。」


「母は,僕達(2人兄弟らしい)を育てるために,自分の仕事を辞めて,家事や子育てに専念した人だから,僕の妻が子供を実家に預けて働きに行くことを知って,許せないらしく,もうここには泊まらずホテルに泊まると言い出しているんだ。母親が働くために,息子を保育所に預けるなんてとんでもないと言ってね。」


「えー!それはお母さんが良くないと,私は思うよ。お母さんは,奥さんのやり方を尊重すべきよ。いつも面倒を見ているのは奥さんとあなたなのでしょ?奥さんのご実家にも世話になっているのだから,あなたは奥さんの肩を持つべきよ。」


あれから,どうなったのかしら?


それにしても,今時のイギリスに,女は結婚して子供を持ったら家庭に入るべきだ,などという旧態依然の考え方を持った,化石みたいな人が未だにいることを知り,かえって新鮮な感じがした。旧習深い日本の家庭みたいで面白い。似てる。


そういえば,私がイギリスにいるときに、共働きの夫婦はあまりいなかったことに,今気づく。国がサポートしてくれていたから可能なのかもしれない。


今の日本は,子供を保育所や親に預けて働く女性の方が多いことを伝えておいたほうが良かったかしらと思った。


非行に走る子供の親は,両親とも働いているという先入観があるとしたらどうなのかしら?調査結果があれば知りたいものだ。


母親が家にいた方が,子供が立派に育つのかしら?


少なくとも,女王様の周りはそうとは限らなかったけれども・・・。


子供に悪影響があるのは,仕事をしている,していないということはあまり関係ないと私は思っている。


女性が,自分の人生を夫や子供のために犠牲にしたという感覚のある人の方が子供に悪影響があるのではないかしら。


なんか,違いますかね?