女王様のところの坊主は,
生まれて一番最初に興味を持ったのが,車。
2歳に満たない頃,
おもちゃ屋で発した言葉は,「エスティマくだちゃい。」だ。
バーバからは,トミカの回し者ではないかと言われるほどの車好きで,何百台というミニカーの車名を言える。
形や構図の分析も長けていて,ドライブ中にはあちらこちらの車を皆に紹介できるほどのガイドぶりだ。車体の一部を見て車名を言えるのは私も凄いと思う。
小坊主の要求に応じられるものは,絵本ではなく百科事典ぐらいのレベルなので,女王様はいつもこれを購入。現在は結構な冊数になっている。
その次に興味を持ったのは,虫だ。男児は虫取り網は欠かせない。
理科の先生から蚕の幼虫をもらったときには,我慢して蛾まで育て上げ,卵を生むまで頑張った。泥んこになりながら,桑の葉を捜しに親子で旅もした。
女王様は虫が大の苦手だったが,小坊主のおかげで随分鍛えられ,たいていのものは手に持つことができるようになった。
以前,お迎えのとき,先生から,納豆の容器を受取ったかと思えば,中身には丸々と太った一匹の白い幼虫が容器いっぱいに入っていて,思わず「キャーッ!」っと言ってしまった。どうやら,小坊主が見つけて,どうしても家にもって帰ると言って聞かなかったらしい。
その次が,魚。小坊主は釣りなんかも大好きで,大人の方がくたびれてしまうほど。
知らない魚は,小坊主にまかせたら分かると評判に。
女王様の住んでいる地域にある水族館にいる魚は全て名前を言えるので,これまたガイドにぴったり。
それから,動物。
動物関連の番組は録画しまでも鑑賞。NHKの地球ドラマチックも大好きだ。ワニとカバのがどちらが強いかという番組など,虫と同様に対決シリーズを好む。
動物から,今度は恐竜。
恐竜の名前も大半は言える。(カタカナはこのような趣味の域で覚えた。3歳の時には文字が読めました。)
それから,太古の動物に興味を持ち昔の動物を調査し始め,そのあと鉱物も好きに・・・(これは私もはまっている)
それから,植物へ。 植物はバオバブから普通の草花,食虫植物まで様々だ。
この間,一卵性親子である小坊主の父からプラモデルを買ってもらったと言っていたと思ったら,
何だ,これ?
とにかく,男児の好奇心は凄い。
今まで興味を持ったものは全て大好きで,今でも引き出しのように次々出てくる。
周りは,ジェットコースターのような感じだ。
乗り遅れないようにしっかりと見てあげたい。
忙しい中で,女王様もママしてます。
限られた時間で濃厚な時間を過ごしていると,自分で思い上がってます。
小坊主にしたら,全然不十分なのでしょうけど。
