モンゴルやウズベキスタンの人々が,早くしかも正確な発音で外国語を学べるのは,遊牧民だからだ。
そもそも遊牧民は文字を持たない,必要としない文化でだった。それは,遊牧している牧草地などを他人に知られると,自らの食扶ちを守れないからである。文字に残すとそれが他人にもれてしまう恐れがあった。言葉を音で代々伝え残していくことによって,先祖代々暮らしてきたという遺伝子が組み込まれているため,音で言語を認識しやすい。
一方,日本人は農耕民族である。
農耕民族は,農期,収穫期などや栽培法を文字に残して代々伝えていかねばならなかったため,文字を使うことが生活する上で必要であった。文字を使った生活をずっとしていたため,言葉は文字で認識するという遺伝子が組み込まれている。
遊牧民は,口承伝承する文化。
農耕民族は,文字で残す文化。
この違いが,外国語を学ぶ上での両者の基礎となる部分であり,日本人が外国語(英語)を話すことが苦手である理由だと考えられる。
朝青龍が日本語が上手なのも理由があるし,アグネス・チャンが何十年も日本で暮らしているのに,日本語の発音が今一なのもこのような理由からだ。
日本人が英語を話せないのは,農耕民族の血が脈々と流れているからだ。
っということで,99パーセント英語嫌いの僕ちゃんたちも農耕民族だからだということにしておこうと思う。
プラスして,
外国語の学習が即かなりの経済力アップの手段になるのであれば,つまり戦後のように一ポンドが1000円強ぐらいであれば,学生達も即必死に英語を身につけようとするのだろうが,
実際はそうではない。
日本語で十分まだ事足りるこの環境が,英語を習得しづらくしている。
っと,今日話をしながら感じた。