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歴史の闇に葬られた国産飛行機
「ニッポン号」に関する謎の写真を
見つけた新聞記者の翔子は、
カンザス州アチソンを訪ねる。
この辺鄙な町で生まれ、
世界へと羽ばたいていった
ある女性パイロットの軌跡を
たどるために。
1939年、史上初めて
世界一周飛行を果たした
ニッポン号には信じ難い真実が
秘められていた――
【感想】
世界で初めて飛行機で世界一周
を果たしたのが、三菱重工製の
ニッポン号だったこと
その2年前、米国人女性
アメリア・イアハート
(この物語の中では
エイミー・イーグルウイング)
が、世界一周チャレンジ中に
行方不明になったこと
いずれもノンフィクションですが、
当時の政治的背景から
あまり表沙汰になっていません
これら2つの事実を関連付けて
新たなフィクションに仕立て上げ、
世に知らしめようとするあたりが
原田マハさんの想像力と
文章構成力の凄いところです
これまでに読破した
原田マハさん著の2作
「楽園のカンヴァス」
「本日は、お日柄もよく」
で十分すぎるぐらい感動したのに
本書でまたしても
涙腺が破壊されてしまいました
YouTube 様
『マハ、半端ないって』
『キュレーターが
飛行機のこと知ってるん』
『言っといてや、書けるんやったら』
は、前回のネタの再掲ですが
楽してオチをつけてるわけでなく
ダントツ1位の作家は原田マハ
また感動したければ原田マハ
ハズレを避けたければ原田マハ
唯一これを伝えたかっただけです
さて問題です。
何回原田マハと言ったでしょう
※最近本文よりも、こちらのリード
文の方に力が入ってます
その先に何があるのか
それを見極めるためにも
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