第92回全国高校サッカー選手権大会
決勝(1/13 於 東京 国立競技場)
富山第一 VS 星 稜
0 前半 1
2 後半 1
0 延長前半 0
1 延長後半 0
3 合計 2
得点者
34分 寺村 介(星稜)
70分 森山 泰希(星稜)
87分 高浪 奨(富山第一)
90+3分 大塚 翔(富山第一)
109分 村井 和樹(富山第一)
2点ビハインドから、
後半終了間際とアディショナルタイムに
立て続けに得点し同点に追いつき、さらに、
延長後半の終了間際に勝ち越しの決勝ゴール
富山県勢としてははもちろん、
北信越勢としても初の優勝
現 国立競技場での最後の決勝戦となった、
記念すべき今大会で優勝できたことは、
富山第一高校OBのぼくとしても感激の極みです
富山県では、今でも大多数の中学生は県立高校に進学し、
富山第一高校のような私立高校へ進学するのは、
県立高校の受験に失敗した人が多いです
少なくとも、ぼくの時代(30年以上前)ではそうでした
そもそも高校受験に失敗した時点で、
15の少年の心は傷を負っていて、
その負い目を引きずりながら高校へ通うことは、
後ろめたかった記憶しか残っていません
けれど今では、バレーボール、ラグビーなど、
スポーツに力を入れていることもあり、
富山第一を目指す中学生も珍しくないと聞きます
時代は変わっているんだということを実感するとともに、
今回優勝した富山第一イレブンのことを、
心から祝福し、誇りに思います
試合終了間際の点目ゴール、
勝ち越しの点目ゴール、
そして試合終了のホイッスルの時に流した涙が、
これまでずっと溜まっていた
ぼくの心の中のわだかまりを、
融かしてくれたような気がします
ありがとうそしておめでとう富山第一イレブン