”夜の女王”
林に降り注ぐ月の光”と
インドで呼ばれている。
月光色の花がとりわけ夜に
その魅惑的な香りを惜しげも無く
振りまき、香りが甘い流れとなって
心の深い層に入り込み、感情へ
通じる扉をこじ開けるからだ。
この言葉を思い出した。
先日、いらしてくださった
調香業界に携わり50年に
なるおじさまが再度訪れてくれました。
お土産にと1930年代のジャスミンの
香水と、各種ご自身がこしらえた
調合香料を頂きました✨
とにかく、こんな貴重なもの
恐れ多く、恐縮ながら
ひとつひとつ蓋を開け嗅がせて
頂き…
年数経つ中での
エグミの無い円やかさ、
そしてそれぞれ花だけでは無く
枝、葉と全てがひとつに統合された
香り…精油とはまた違った
計算されて組まれた香料故の
アーティスティックな匠な技を
感じました。
今の香水には無い
芯の通った良きプライドが
入り込んでいるようで…
久々にこの世界を感じる事が
出来、感無量であります。
ありがたく大切に
保存させて頂きます(^-^)
本当に香りの世界は



