あるキング/伊坂 幸太郎
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雨ですねえ・・・・・。っと、今日は、本の紹介でした。



久しぶりの伊坂さん。また止まらないだろうなあ・・・・・。



えっはてなマークこれ誰の本だったっけはてなマーク



って感じで、伊坂ファンは、戸惑うような本だったのではないでしょうか。私も伊坂さんは、好きなんですが、”熱烈”という訳ではないからか、あらっ、また変わっていていいんじゃないって思ってしまいました。



弱小プロ野球チームの熱烈なファンである両親から、ちょうどかつてのそのチームの英雄であった人の監督最後の日、その監督の死と入れ替わるように生まれた、野球の王として生まれた子供。名前は、「王を求める」という意味で王求(おうく)。横に並べると球。まさに、野球の天才の生涯、23歳までを書かれています。



っと言っても、野球のことが詳しく書かれている訳でなく、バッターボックスに立てば、ホームランか四球か死球。王求の心情などは、一切書かれず、天才の周りにいる人達に焦点を当てて、書かれています。



輪廻転生が書かれているのかなって、思いました。



これはこれで、私は、面白く読めましたけど、熱烈な伊坂ファンには、がっかりなのかもしれません。