いなりわんの競馬・徒然草~海外競馬情報と名牝・牝系~

近年活躍している世界の名牝及び名牝系、輸入繁殖牝馬情報、海外競馬情報(欧州・北米G1レース)とを中心に書いて行きたいと思います。
たまに、一口出資馬に関すること


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フォワ賞 → Wikipedia


  凱旋門賞(仏G1)同コースで行われる前哨戦
 4歳以上牡・牝という出走条件ですが、同日に同距離の牝馬限定G1ヴェルメイユ賞があるので、牝馬は大体こちらに出ます。
 ヴェルメイユ賞より斤量が軽いという理由で、たまにこちらに出走する馬もいます。  (2011年の勝馬サラフィナなど)


 凱旋門賞の前哨戦としては、2着馬オルフェーヴルナカヤマフェスタPrideエルコンドルパサーなどそれなりに出ていますが、凱旋門賞勝馬となると1992年のSubotica以降約四半世紀出ていない状況。
 Suboticaフォワ賞2着からの臨戦だったので、フォワ賞勝利から凱旋門賞の連勝となると1984年のSagaceまで遡ります。



 理由としては明確で、凱旋門賞勝てるレベルの牡馬が使う前哨戦では無いということです。
 同時期にヨーロッパではアイリッシュチャンピオンS(芝10ハロン、愛G1)バーデン大賞(芝2400m、独G1)英セントレジャーS(芝15ハロン、英G1)、インターナショナルS(芝10.5ハロン、英G1)ヨークシャーオークス(芝12ハロン、英G1)等々の大レースがあります。
わずか賞金総額13万ユーロG2競走にトップホースが出てくるはずが無いですね。



 日本調教の古馬は、コースの経験、レース間隔、調教施設、検疫期間等々の問題も有り、前哨戦を使うならここという事になっていますね。



 今年の最終登録馬は6頭、フランス調教馬3頭に、日本調教馬2頭、ドイツ調教馬1頭です。


 ブックメーカーの1番人気は日本のサトノダイヤモンド、大体単勝1.8倍くらい。
 メンバーが相当薄いのと過去の日本調教馬の実績からコレは想像の範囲内ですね。


 2番人気は地元フランス調教の4歳牡馬Cloth of Stars
 今年に入り重賞3連勝中、前走ガネー賞(芝2100m、仏G1)Zarak短クビ差しのいでG1初制覇。4ヶ月ぶりの休養明け。
 合計重賞6勝をしている地元の強豪馬ではありますが、芝2400mでは昨年のパリ大賞(仏G1)Helene Charismaから1馬身半差の3着英ダービー(英G1)Harzandから16馬身差の8着に敗れています。



 3番人気は地元フランス調教の5歳牡馬Silverwave
 昨年のこのレース勝馬で、今年同コースシャンティ大賞(仏G2)昨年のサンクルー大賞(芝2400m、仏G1)を勝利している、フランスのこの路線のトップホースです。
 しかし、凱旋門賞では昨年Foundから21馬身差の13着、一昨年はGolden Hornから5・1/4馬身差の10着と大敗しています。
 この馬に敗れるようでは本番は相当厳しいでしょう。


 4番人気はドイツ調教の4歳牡馬Dschingis Secret
 今年4歳になってからはゲルリンク賞(芝2400m、独G2)、前々走ハンザ大賞(芝2400m、独G2)、前走ベルリン大賞(独G1)重賞3勝



 5番人気はフランス調教の4歳牡馬Talismanic
 Cloth of Stars同厩舎・同馬主です。
 昨年の凱旋門賞は、Foundから19馬身差の11着でした。
 前走モーリスドニュイ賞(芝2600m、仏G2)重賞初制覇、今年に入って5戦2勝2着3回と安定しています。



2017年 フォワ賞(仏G2) 6頭
芝2400m、4歳以上牡・牝、シャンティ競馬場(9/10)、賞金総額13万ユーロ
レース結果 (Racing Post.comPMU.fr)
1着:Dschingis Secret 2分35秒86 馬場状態:Soft
 
2着:Cloth of Stars 1・1/2馬身 
 
3着:Talismanic クビ 
 
 
4着:サトノダイヤモンド 1・3/4馬身
 
5着:Silverwave 1・1/2馬身
 



 スタート直後サトノダイヤモンド行きっぷりが良すぎて先頭に、川田騎手が押して押してサトノノブレスを前に促す


 たすきコースをまたぎ終える前にサトノノブレスが先頭に立ち、離れた2番手にサトノダイヤモンド、3番手にSilverwave、その外にDschingis Secretゴドルフィンの2頭TalismanicCloth of Starsは後方から。


 徐々に隊列が詰まっていき、直線入口でサトノダイヤモンドがポジションを上げ、これを追って外からDschingis Secretも押し上げる


 最後の直線に入りまだサトノノブレスが先頭も、後続は一団。


 サトノダイヤモンド馬なりで並びかけるかと思いきや、残り400mでもまだサトノノブレス先頭
 残り300m手前でC.ルメール騎手が追い出しを開始するも反応悪し、外からDschingis Secretが伸びてきて先頭に立ち、サトノダイヤモンドも抵抗するが残り150m過ぎで下がりはじめる。


 Dschingis Secretが抜け出し、後方に待機していたCloth of StarsTalismanicらもサトノダイヤモンドをかわして行く。


 Dschingis Secretが押し切って勝利、2着にCloth of Stars、3着にTalismanic
 サトノダイヤモンドは4着サトノノブレスは最下位6着に敗れました。



 勝利したDschingis Secretドイツ産のドイツ調教馬
 2歳時は2戦未勝利。
 3歳初戦で勝ち上がり、独ダービー(芝2400m、独G1)で3着に入り、バーデン大賞(独G1)9着から臨んだ伊セントレジャー(伊G3)重賞初制覇
 4歳になった今年は初戦のゲルリンク賞(芝2400m、独G2)前々走ハンザ大賞(芝2400m、独G2)前走ベルリン大賞(独G1)重賞3勝。唯一敗れた3走前のバーデン経済大賞は2200mのレースで、芝2400mでは今年負けていません



 サトノダイヤモンドの敗因は良くわかりませんが、やはり海外遠征は難しいモノだと再認識させられました。
 本来の出来には無かったようですし、今後の3週間で調子の向上を期待するしかありません。
 馬場を理由にあげる風もありますが、日本調教馬の凱旋門賞好走の多くは重い馬場でのものだけに、そう簡単な問題でもない気がします。


2017 Prix Foy(芝2400m、仏G2) レース映像
Dschingis Secret(チンギスシークレット)独国産 牡4(2013/2/17生)
 戦績:12戦5勝 (Racing Post.com)
  主な勝鞍:2017フォワ賞(芝2400m、仏G2)
2017ベルリン大賞(芝2400m、独G1)2017ハンザ大賞(芝2400m、独G2)
   2017ゲルリング賞(芝2400m、独G2)2016伊セントレジャー(芝3200m、伊G3)

 血統:父Soldier Hollow、母Divya、母父Platini (5代血統表)
 調教師:M.クルグ(独)、馬主:Horst Pudwill


 母Divyaはドイツで8戦3勝
 全妹Diana Stormも、バーデン牝馬賞(独G2)2着ミットグライダーデスハンブルガーレンクラブ賞(独G3)2着などまずまず活躍しています。


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