こんにちは。イナムラキャビン・ヨガスクール リードトレーナーのippeiです。


今回の記事は以前掲載させて頂いたものを再編集したものですが、「ヨガが免疫力を高める理由」がよくわかる内容になっています。


先に結論を言うと、ヨガは自律神経内分泌の働きをコントロールすることから、それに関連する免疫力の機能もしっかりと働かせることが出来る、ということなのです。そしてそのキーポイントになるのが「呼吸が長くなる」ということだそうです。


新型コロナウイルスの影響でより一層注目されている「ヨガ×免疫力」についてまとめていますので、お時間がある方はぜひお読みください。









■ホメオスタシス(恒常性)

私たちの体には、ホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています。ホメオスタシス(恒常性)は、体内で無意識に健康を維持させるために働き、身体の内部環境を整えてくれている機能です。この機能は、

①体の働きを調整する「自律神経」

②ホルモン分泌を司る「内分泌」

③ウィルスなどの外敵から身を守る「免疫」

からなり、この3つのバランスを整えることで、私たちの身体は健康に保てているのです。

 

 

■ストレス

ホメオスタシス(恒常性)は、私たちの体内に自然に備わっている機能です。しかし、そのバランスを崩してしまうものがあるのです。それはストレスです。

私たちがストレスを受ける状況になると、

自律神経では交感神経と副交感神経のバランスが崩れ内分泌ではストレスに対抗するためのホルモンを分泌します。そしてそれらの影響から免疫の機能が低下してしまいます。

 

ストレスに起因する心身の不調や病気はたくさんありますが、このようにホメオスタシス(恒常性)がバランスを失ってしまうことが大きな原因と言えるのです。

 

 

画像:日本成人病予防協会HPより

 

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に別かれます。車でいうところのアクセルの役割をしているのが「交感神経」、ブレーキの役割をしているのが「副交感神経」です。この2つの自律神経は1つの器官に関して相反する働きをします。例えば血圧で言えば、交感神経は血圧を上げ、副交感神経は血圧を下げます。このように必要に応じてどちらかの働きを強め、臓器や器官を自動的に調整し、バランスを保っているのです。

しかしそれがストレス状況下になると、そのストレスに対応するためにアクセルを踏み続けることになります。つまり交感神経が優位に働きます。この状態が長く続いてしまうということは、ずっとアクセルを踏みっぱなしということですから車であれば当然故障します。身体も同じことですね。
 

また内分泌でも、ストレス状況下ではそれに対抗するための通称「がんばりホルモン」と呼ばれるコルチゾール(副腎皮質ホルモン)の分泌が高まります。この状態が長く続いてしまうと「がんばりホルモン」がずっと出続けているわけですから、やはりこれも心身に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

このように自律神経内分泌は、ストレスに対抗しようと反応するのです。この働きが過剰になったり長く続いてしまうことで、ホメオスタシス(恒常性)は一つのチームですから、免疫機能の低下にも繋がるわけです。「試験が終わった途端風邪をひいた」とか、「毎日一生懸命働いて、連休に入った途端体調を崩した」というようなご経験をされたことはないでしょうか。これらはおそらく、ホメオスタシス(恒常性)のバランスが崩れたことが影響していると思われます。

 

 

画像:日本成人病予防協会HPより


 

 

 


■ヨガが良い理由
専門家の研究から、ヨガを実習すると私たちがストレスに対処するための上記のような反応と逆の反応が生じるということがわかっています。

 

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ヨガを練習すると交感神経活動とコルチゾールの値は低下し、副交感神経機能が亢進します。
ヨガによって副交感神経の働きが高まると、炎症や痛みを抑える働きが高まります。ヨガのポーズを正しく行なうと、自然に呼吸は普段より長くなりますが、ヨガによる副交感神経機能亢進作用には、呼吸が長くなることが関与しています。

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国際医療福祉大学医学部心療内科学主任教授および国際医療福祉大学病院 心療内科部長 岡孝和 先生【ストレス関連疾患に対するヨガ利用ガイド】 より抜粋

 

 

このように、ヨガは自律神経内分泌の働きをコントロールすることから、本来備わっている免疫の機能も正常に働き、ホメオスタシス(恒常性)のバランスを整えるのです。そしてそのキーポイントになるのが「呼吸が長くなる」ということだそうです。

 

ヨガが免疫力を高めると言われる理由は、実はとてもシンプルで、呼吸がゆっくりになるということだったのですね。ぜひこれを知った皆様は、ヨガの時間に限らず、ゆっくり呼吸をすることをオススメします。呼吸を調整するには、まず呼吸を意識しなくてはなりません。気がついたときには呼吸を意識し、ゆっくりペースにコントロールしてみてください。呼吸を随意的にコントロールしている真っ最中は、意識が過去でも未来でもなく、「今」にあるときです。呼吸の意識化は実は最もシンプルなマインドフルネスなのです。

 

ヨガは本来「心の統制」が目的だとされています。これは「心を最も豊かなものにする」ということです。その手段としてヨガの考え方(ヨガ哲学)があり、ポーズ(アーサナ)があり、呼吸(プラーナヤーマ)があるのです。

 

ヨガという広くて深い伝統的手段は、今回解説してきたように「呼吸を長くする」という点において、全てが結びついているように感じます。

これからヨガを学んだり実践したりする際は、「呼吸が長くなる」ということをひとつの基準にしながら行ってみてくださいね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

イナムラキャビン・ヨガスクール

リードトレーナー ippei

 

 

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