こんにちは。イナムラキャビン・ヨガスクール リードトレーナーのippeiです。今回はヨガ指導者としての一歩を踏み出した方、一歩踏み出そうとしている方に読んで欲しい内容です。ティーチャートレーニング受講中の方や、これから受講を検討されている方にピッタリな内容だと思いますので、お時間があればぜひお読みください。



◇自我(エゴ)の上乗せ

以前『ヨガ講師とは』という授業の中で、受講生の皆さんにこんな質問をしたことがあります。

 Q.「みなさんが生徒側の立場のとき、どんな先生にヨガを習いたいですか?」

つまり生徒側から見た「理想の先生」を聞いてみたのです。すると、

 

A.「優しい先生」

A.「笑顔が素敵な先生」

A.「ちゃんと説明してくれる先生」

A.「挨拶してくれる先生」

A.「平等に観てくれる先生」

A.「清潔感がある先生」

A.「否定しないで受け入れてくれる先生」

 

などと言った意見が挙がりました。なぜこの質問をしたかというと、いざこれからヨガを伝える!という立場になったときに、自分自身で「ヨガの先生」というハードルを過剰に上げてしまい自信を失くしてしまう方が多いからです。

 

「身体が柔らかくなくちゃいけない・・・」「歴史や哲学も理解していなくちゃいけない・・・」「ポーズの名前を覚えていなくちゃいけない・・・」といったように自分が先生側の立場になった途端に「~しなくちゃいけない・・・」といった想いを上乗せしてしまうのです。もう一度、先ほど受講生の皆さんから挙がった「理想の先生」を見てください。「身体が柔らかい先生がいい」とは誰も言っていませんし、「歴史や哲学」なんていうワードも出ていません。クラス中に「ポーズの名前」を気にしている生徒さんはほとんどいません。

 

このように生徒の立場での意見と、先生の立場での「~しなくちゃいけない・・・」といった想いが上乗せされた意見、ここにギャップがあるということに気がついて欲しいのです。

「~しなくちゃいけない・・・」という想いは、誠実さと責任感を持って取り組もうとしているという点では必要なのかもしれませんが、それが生徒さんの求めていない部分にまで広がってしまうと、これはやはり「~しなくちゃいけない・・・」の過剰な上乗せで、生徒さんよりも自我(エゴ)が前に出てきている状態と言ってもいいでしょう。

 

 

◇自信を持つ方法

これからヨガ指導者として活動していきたいと思っている方は、ぜひ自信を持って生徒さんと向き合って欲しいのです。この自信がなければ、目の前にいる生徒さんが何を求めているのかという一番大切なところに気がつくことが出来ません。生徒さん基準のヨガではなく、自我(エゴ)が基準のヨガになってしまうからです。

 

「自信を持つ」というヨガ指導者として一番大切なスキルは、外側ではなく内側にあります。内側にあるものは見えにくいです。だから、それを見つけるための時間と育みが必要です。自信を持つためには、まず自分に対する「~しなくちゃいけない・・・」の上乗せをやめて、どんどん経験することです。結果を気にしてどこかに優劣をつけていると、経験を積むことが出来ず自信はつきません。

 

僕自身の話をすると、正直本意ではない場所でもたくさんクラスをやってきました。例えば、ホットヨガや構成がマニュアル化されたクラスなんかは、自分が本当に伝えたいスタイルのヨガではありませんでした。しかし今となってはそれらの経験があるからこそ伝えられることがあります。本質的な部分においては、環境が変化しているだけで、変化しない自分が居るということにも気がつくことが出来ました。その結果どこでも自信を持ってクラスを担当することが出来るようになりました。

これを読んでくださっているあなたも、学生時代や職場などで同じような経験があるのではないでしょうか?

 

このような実体験に基づく気づきが自信として蓄積されるのです。今振り返ると、自分にとって好都合な場所だけでクラスをやっていたら、もしかしたらこの気づきは得られなかったかもしれません。僕のお師匠さんは「やりたいことがあるなら、その逆方向を3倍分やりなさい」と教えてくださいました。いまそれを身をもって体感しています。ここに僕の解釈をプラスするならば、「今は逆方向に見えているが、もっと高いところから見渡してみると、それが一番の近道だ」と付け加えてもいいでしょう。

 

場所とか、環境とか、生徒さんの人数とか、生徒さんの反応とか・・・こういった結果に優劣をつけるのはひとまずやめて、機会があったらまずは経験してみる。一見自分が進むべき道とは真逆に見えてしまうかもしれませんが、まずは経験してみる。そしてその中から自信を育んでいってほしいなと思います。


しかし、補足をさせて頂くとこのアプローチは一種のやり方です。その人の性格やタイミングなんかも影響します。猪突猛進にとりあえずなんでもやれ!というわけではありません。自分の心が痛むほど嫌なことはやらない方がいいです。やらないのも経験ですし、待つことも経験です。そこから得る気づきもある、ということは一応お伝えしておきます。

 


美味しいパン屋さんがあったら「あそこのパン屋さん美味しいよ」と友達に伝えますよね。

面白い映画を観たら「あれ面白かった」と伝えたくなりますよね。

そんな感覚で、ヨガって良いなと思ったのであれば、それをぜひ周りの人に伝えてあげてください。そこにウマイとかヘタとか、良いとか悪いはありません。飛び越えなきゃいけないハードルなんか最初からありません。


  

イナムラキャビンでは、卒業生が更なる活躍の場を創るための実質的なサポートもしていきたいと考えています。卒業生・受講生の皆さん、そしてこれから受講をご検討されている皆様、ヨガの活動に関して不安な点があれば是非ご相談ください。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

イナムラキャビン・ヨガスクール

リードトレーナー ippei

 

 

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