私が小学生の頃は、読み・書き・そろばん、という言葉が普通に社会に通じており、そろばん塾なども繁盛していて、多数の児童がそろばん塾に通い、地域では珠算競技が毎年開催されていました。

 私も小学生の中ころから授業でそろばんを習い始め、手先が器用で集中力があったので、検定ごとに級があがりそのうちに珠算競技会にも参加するようになりました。残念ながら田舎の私たちは、塾へ通うなどということもなく、ただ学校の放課後に担当教師の熱意と個人の練度を高めていくなかで、競技大会に臨んでいたものです。むろん、表彰台に上がる事などは殆ど期待するものではなかったのです。

 そんな小・中学時代を過ごす中で、科学技術の世界において、コンピュータという電気仕掛けですごい計算をする機械が出てきていると競技会の挨拶の中で聞かされていました。これからはそろばんなんかは、役に立たないんだなあと、ぼんやり考えていた事でした。高校では、商業課程に入り、そこでもソロバンがまだ活躍していて実務計算なるものを勉強して日割り計算の利息などをソロバンで、計算する試験などがありました。

 一方、学校の設備に疑似コンピュータなるものがあり、いわゆる電卓を少し大きくして卓上に鎮座している機械で足し算などをプログラム?かな、して結果を表示、そのころはまだ液晶表示器は開発されていなかったので、ニキシー管とよばれるもので、数値を表現していました。

 私がコンピュータを学ぼうと思ったのは、高校3年の秋くらいでしょうか、卒業後の進路を考えているときに、専門学校の資料の中にコンピュータを教えてくれる学校があると知った時でした。田舎の農家の一人息子として、家業を継ぐ以外には何も考えられなかったので、ただ、高校卒で就職するのも嫌だったし、小学生の同級生で、僕は東大へ行くんだと、豪語していた男もいたので一度都会に出てみたかった。

  進学先にあったのは、TSBAC3400という当時の大型汎用コンピュータというしろものでした。当時のコンピュータルームは冷暖房完備のクリーンルームという環境で、職員は白い服を羽織っていました((笑))。カードパンチャーで一行ごとにカードを1枚作製し、順序よく並べてカードリーダーという機械で読み取り、それをコンピュータに読み込ませる(磁気テープをかませて)という仕組みで、プログラムの結果は翌日のコンピュータ処理が終わった順にラインプリンタで出力された結果を持ち帰る、といった手順でした。

 専門学校を卒業するころ、友達はNECの日本語処理の方面にゆくといって言ってましたが、私は学校に残るか、田舎に帰るか迷ていました。まだ当時は田舎でコンピュータの仕事なんかはあまり無かった頃ですから、両親がコンピュータの仕事ができる会社を見つけた、と言って、私は田舎に帰る事にしました。

 就職先の会社に在ったのは、事務処理用の小さなコンピュータで、それでも小さく部屋が仕切られいてエアコンが入っていました。当時は事務所にはエアコンはなくて、夏になると窓を全開で団扇をつかったりして暑さをしのいでいました。それでも平均気温は30度に達していませんから、室内にいればそんなに苦痛な環境ではなかったと思います。入社してからの数か月は、特に決められた仕事もなく、経理の補助作業などをやっていました。当時は簿記加算器なるきかいがあり、数字を入れて(タイプライターみたく)集計表を作るといった事も数回?やった記憶があります。その後、次期オフィスコンピュータの導入に向けて、プログラムの練習や、ディーラーの研修会に参加し、実機が搬入される1か月くらい前は、既に運用している会社の機械を使って、プログラムのデバッグをやらせてもらいに、先方の会社の仕事が終わってから、オフコンを借りてデバッグをさせてもらいに、片道2時間くらいかけて週に何回か往復していました。

 

 

このロボット、背中にあるエンジンで空中浮遊し、4本ある手のようなもので銃を掴んで発砲することが可能。怖いものが出てきた。まさに幽霊、ファントム・4・Hands

 そういえば、手塚治虫が作った、ロボット三原則は、国連では制定していないのだろうか?

🤖 ロボット三原則(アシモフ/鉄腕アトム)

第一条

ロボットは人間に危害を加えてはならない。 また、危険を看過することによって人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条

ロボットは人間から与えられた命令に従わなければならない。 ただし、その命令が第一条に反する場合はこの限りではない。

第三条

ロボットは、第一条および第二条に反しない限り、自分自身を守らなければならない。

最近、AIに人類との対峙について話を聞いている。AIを開発している企業のトップが開発スピードを制御しながら進めるべきであるという事で意見が一致している。AIが独自でネットワークを構築し、その中でAI自身が判断したデータに基づいて、次の戦略を次々と決定していく。これはすさまじいスピードで処理されるために、人間が気づいたときには、既に手遅れ。

人間が、AIの独走を止めようとする手段なども、事前に計算されて、その対応策も既にとられているとしたら、人類が残れる可能性は限りなく0になる。

しかし、それは地球にとってはとても良い事で、自然環境が人間にとって良好な状況になるであろう、数千年の未来に、またAIが人類を地球に戻してくれるでしょう。