23.01/23 郵便切手を購う「自然の記録シリーズ 第3集」イチゴビワニンジンエンドウダイコン | 田舎のあれこれ

田舎のあれこれ

信州信濃の「田舎のあれこれ」

年賀はがきのお年玉切手シートを7枚貰いに

近くの小さな郵便局に出向いた

郵便局だけでなく銀行とかホテルのロビーとか

どこへ行っても割合

所内の展示されているものを一通り見ることが多い

この地方ではこういうことを「センショ」という

綺麗な絵の切手シートを見つけた

カウンターで、それぞれの名を聞いたが知らないという

販売されたらそのぐらいのことは調べておけよと思う

或いは机に張り付けておけばと思う ジジイらしい思いだ

 

絵を見てわかった名前もいくつかあったが

調べた結果は次の通り

オランダイチゴ    ビワ

ワサビ    ニンジン

ダイダイ    アンズ

エンドウ    フキ

キンカン ダイコン 

 

東京大学大学院理学系研究科付属植物園蔵

『本草図譜(ほんぞうずふ) 』について

『本草図譜』は、日本最初の彩色の本格的植物図鑑で、文政 11 年(1828)に完成しました。 

全 92 冊で、写本・復刻が繰り返されたロングセラーです。

作者である岩崎灌園(いわさきかんえん) (1786~1842) は、江戸下谷三枚橋近く(台東区上野)生まれの下級武士ですが、本草学研究で知られる人物でし た。 

前回の「自然の記録シリーズ 第 2 集」のデザインとなった鳥の図譜『禽鏡(きんきょう) 』は、『本草図譜』の完成後の、天保 5 年(1834)の制作です。

こうした図譜制作の背景には江戸時代後期の博物学へ の関心の高まりがあったのです。 

「自然の記録シリーズ 第 3 集」では東京大学大学院理学系研究科附属植物園所蔵の『本草図譜』を採用しました。

これは明治初期の、技量の高い絵師による優れた写本です。

 <切手の意匠名について> 図譜をもとに、類推される現在の植物名を記載しています。

日本郵便株式会社のHPから引用しました