童謡・・・ですが
その誕生秘話は大きな変遷を経て・・・
童謡にたどり着きました、
作詞・・・玉木登美夫/山川清・・・ 作曲:山本雅之
「山本」は<蟻の進軍>という題名で昭和14年に
戦時歌謡として発表・・・
ところが戦時下の日本軍は当時南方の戦線で
破竹の勢いで勝ち戦を続けていた・・・
そんな状況下で<蟻の進軍>とは なんたるこっちゃー
と陸軍参謀本部から大目玉をくらうだろうな~と
発売を自主規制した・・・
なんとか発売したい「山本」と「玉木」は
当時・・日本の委任統治領にあったパラオ島の夜祭にヒントを得て
【土人のお祭り】と題名を変えて昭和16年に再度挑戦した!
・・・そして戦後を迎えたところ・・・
GHQの民間情報教育局から・・・
「土人」の表現が差別的用語である・・として横槍が入った!
当時の日本では・・そのような差別的用語などの概念はなかった!
・・・そこで「土人」→「小人」に替えた
「椰子」→「森」に替えた
「パラオ島」→「夢の国」に変えた
そして・・・ついに・・・「森の小人」が完成した・・・
昭和22年・・・・・
(夕貴の誕生した年でおます!そんな事はどうでもいいんだよっ!)
発売と同時にチビッ子たちの人気を得て大ヒット!
ところが・・<好事魔多し>・・・
あん?・・・また何か問題が起こったのかよ?
そうなんです!
今度は「小人」が差別的用語であるとして・・・
問題が提起された!
いったい いつまで続くんだよ・・・
だれも差別なんかしてねえよ!(下品な言葉ですいません)
そんな事を思う奴の精神状態こそ問題じゃないのか?・・・
賛否両論・・・かんかんがくがく・・・の論争が繰り広げられた・・・
勝利を決定づけた・・のは 世俗の垢に侵されていない
純真無垢のチビッ子たちの絶対的なバックアップが大きな要因となった!
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アップテンポなので「夕貴」も弾いていて
過呼吸気味でパニックに陥りそうでした!
しかしアップテンポ大好き!
静かな曲も大好き!
ではアップテンポの「森の小人」どうぞ