創業の英雄的政治家

- 漢の高祖と豊臣秀吉 -

 

秀吉がこれに拘泥せず、

ひた推しに推して龍泉寺に着いた時、

忠勝は無謀に近い大膽さで秀吉の軍に近づき

自ら馬を庄内川に飲ました。

 

その憎い振舞に猛る部下を押へた秀吉は

その大將が忠勝であることを聞いて、

感動して涙を流し、

僅か五百の兵で我が大軍に當つたとてどうならう。

 

(43 43' 23)
 
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