負けたくない

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 レコ発が終わったらツアーが始まって、ついにファイナルが終わって、憂鬱だった次の日に少し気が楽になれた。


 ツアーファイナルのことを書きますね



 人生ではじめて 人前で一時間も話す機会ができた日
 正直 自分で決めたことなのにずっと憂鬱だったし 曲作りもうまくできなければ集客にも気合が入らない毎日がだらだら続いて あっという間に五月だった ツアー内の徳島編が終わってからは一瞬で春が過ぎていってしまった
 不安にまみれながら当日リハーサルして 結局取り置きのキャンセルも絶えなくて それでもオープンスタートは予定通りで 恐る恐る楽屋を出たのが正直なところでした 何度もSlow Birdを抜け出した
 それでも 玄洋さんはかっこよかった
 ただそれだけだった 私のすきなうただった すきな声だった 羨ましいステージングだったし 悔しくて怖くて また楽屋に引き込まってしまって
 このあと 私がうたうのか って溜め息が こぼれた


 あの日 私を見に来てくれた皆さんはどう思った?
 皆さんから見た私はどんな顔してうたってた?
 本当に 私はあの日のあの一時間を半分も覚えていない 緊張が解れてからはあっという間だった 気が付いたらアンコールだった(アンコールありがとうございます)し 新曲もうまくうたえてないと思ってたけど あとで動画見たらびっくりした 菊さんからは高得点をいただけた 玄洋さんからは良すぎたて言ってもらえた 発表した企画のチケットは二枚だけだけど売れた


 きっとあれは 成功 というんだろう

 後から知った
 2018年 一番気持ちがいいライブをしてしまってた




 でも ひとつ後悔があって

 MCを何度も何度も練習して 挑んだつもりだったのに
 実際ステージに立って口を開くと
 考えてた私の言葉は 何にも出てきてくれなかった





 次の日もライブで 緊張しながらも全力を出してうたった
 CDも売れて チケットも売れた ありがとう


 でも

 年下の女の子が年上のヤロー等に向かって
 「負けたくない!」って何度も叫んでた景色が 私はどうしても忘れられなかった

 負けた って少しでも思ってしまった自分が情けなくて

 昨日考えてて言えなかったあの言葉を 今全力で何度も言われてるのを見上げながら
 目を瞑ることすら できなくなってた


 私は弱っちいな

 それだけだった




 誰かのために強がってた でも結局私の弱さを人にぶつけてただけだったし きっとその誰かは私が強がってることにすら気付いていないぐらいだ ひとりよがり つまらない 弱い ダサい クソみたいだなって 昨日の自惚れを恥じた 満足しやがってた自分の足を踏んでやりたかった

 私は弱くて 全然売れてもない ツアーファイナルはまたはじめの一歩を飾っただけで 稲垣稀はまだまだ新しく生まれ変わるやつなんだって 食いしばった





 結論で言うと

 ツアーファイナル ありがとうございました
 本当に素敵な一日になりました 皆様のおかげです ありがとうございます 本当に感謝し切れません
 でも

 絶対に私から目をそらさないで

 負けません
 私は 絶対に負けません
 何度だって 勝つまで 戦いは止めません



 9/27 阿倍野ROCKTOWN

 にて! お待ちしております















 夜勤終わりに近所の玉出でお酒だけ買ってる時に ブログ書きたくなって書きました 明日は心斎橋Slow Bird






稲垣 稀