市議会外に執行部により設置
されている野洲市民病院整備
運営評価委員会が開催されま
した。先月の野洲市民病院整
備工事の入札が予定価格を上
回り、不調になったのを受け
今後の予定について説明があ
りました。




入札価格の結果については予
算限度額85億円に対し応札
額は97億円で、差額は約1
2億円でした。建設費用の高
騰は市議会でも予め議論され
ていたことから、当職は事業
費総額の変更(上積)による
再入札に移行すると想定して
いましたが、




前提条件として価格は変更し
ないことが執行部から示され、
病院機能と施設を部分削減し
(約3,000㎡の縮小)こ
れまで時間をかけ積み上げて
きた実施設計の見直しを前提
とする審議がなされ衝撃を受
けました。現設計から大きな
変更事項としては

①病床数を199床から18
0床程度にダウングレードし
5病棟を4病棟ににする。

②当初の心と体の健康という
テーマに基づき形成されてい
た「健康ホール」「ヘルスケ
アパーク」を削除。



※政策調整部市民病院整備課提供

上記2つがあり、これまで積
み上げてきたコンセプトが半
ば形骸化され、立案されてい
る現収支計画も予想される収
益部分の低下により担保が難
しくなります。更に重要なの
は新たな実施設計を作成が必
要となることこら、建設工事
の完成が最低1年延期される
ことです。

また現市長の任期内(来年1
0月)に入札を実施できない
ことから来年10月の市長選
において前回同様、病院整備
が争点になることが予想され
ます。

今日も読んでいただきありが
とうございます。