本日、
民主党愛知県議員団と
B型・C型肝炎救済全国センター さんとの
意見交換会を開催しました
↑この図を見てもわかる通し、
集団予防接種などの注射器の使い回しなどにより
感染したB型肝炎患者は150万人、
注射器の使い回し、
輸血、
血液製剤などにより感染した
C型肝炎患者は200万人みえるとされています
B型・C型肝炎は患者が何かしたから感染したわけではなく、
上記などの理由により感染させられてしまったのです。
国がWHOなどの勧告も受け入れて、
戦後すぐに注射器の使い回しをやめさせる、
輸血しても感染しないような感染防止措置をとる、
漫然とした薬剤認可行政を改め、
危険な薬剤の使用中止とカルテなど医療記録の
保全措置などをとっていれば、
350万人もの感染は防止できたでしょう。
30~40年前に感染し、
発祥の頃には年金受給者となってみえる方が多く、
月平均15,000円の医療費、
入院すれば国保の高額療養費制度を使っても、
食事代を含め月10万円以上の自己負担となる状況では、
月3~7万円程度の年金生活者では生活が困難となり、
病院に行くのをやめたり、
薬を飲むのをやめざるを得ず、
重症化していくとの事でした。
現行の救済制度では、
血液製剤の投与で感染した薬害の1~2万人程度が
救済の対象であり、
350万人の0.1%しか補償・救済されないという
状況となっています
こうした状況の中、
国に対して、
B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書が
36府県議会で採択されており、
愛知県議会でも意見書の採択を検討するため、
本日の意見交換会の開催となりました
今後、
民主党愛知県議員団としての考えを
まとめていきます