寒波がやって来ていますね♪

 

みなさま暖かくしてお過ごしください~8

 

こうも寒いと、ハエはどこもかしこもお休み。

 

それでも行くとしたら、土の中か水中でしょうか(幼虫観察~8)

 

昨年、春先に観察したユスリカの幼虫写真を見返していましたが、やっぱり、なんとも不思議です。

渓流棲のユスリカの蛹と幼虫

 

このユスリカたちは流水中の石の表面に粘液巣を作って棲み、幼虫は石に付着した微生物(または藻類)を食べています。

 

サナギは生卵の白身のようなツルンとした粘液でコーティングされています。

 

彼らは渓流の流れがある場所に住んでいるとから、この粘液巣は河川の急流に流されないようにするためのものなのでしょう。

(一部の捕食性水生昆虫に対しては、防御壁の役割も持っているかもしれません)

 

自由生活型(自由に動き回る生活の型)が多いハエ類の幼虫の中で、巣を作って集団生活をする点、かなり面白いと思います。

(・・・記事を書いていたら、観察に行きたくなってきた!)))

 

もう少し暖かくなったら、再び川に行ってみようと思います~8

 

<おまけ>

家の中、食卓の上にこんなものが↓

ヒラタカメムシの一種 Aradus sp.

 

体長5,6mmのカメムシの仲間です。

 

「こりゃ、遠目には木くずにしか見えないな!」

 

「ほんと、木くずだよ!!」

 

「ほんとだ!木くずだ!」

 

屋外の薪棚で冬眠していたところを、薪と一緒に連れてきてしまったのでしょう。

 

家の中には、いろいろなクモやカメムシなどが薪に乗ってやってきます。

 

子供たちとそれらを観察するのも、この時期の恒例となっています♪