レベルの差 part2 | Coaching for Beyond

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元プロバスケ選手からコーチの道へ

何か前回の記事に色んな方からの結構な反響がありビックリです。


なので調子に乗って今回はもうちょっと具体的に書こうかと思います(笑)
どんなところにレベルの差を感じたのか。



まずはフィニッシュの種類の少なさ。


試合の最中の日本の子たちのほとんどのシュートは、速攻からのレイアップかキャッチ&シュート。
もちろん所々自分でシュートまで持っていくシーンもありましたが、この2つでの得点が8~9割と言っていいほど多かった。


しかもレイアップの際片足でのフィニッシュしかないので、自分より能力の高い選手、大きい選手に寄せられるとシュートまで持っていけないことも多々。
他国の子はユーロステップやステップバック、ドリブルでDFを振り切ってのフィニッシュが普通に出来るので楽に点を取っていましたね。


ボールのない所でのいいカットがあってもブロックされるシーンもあり、フローターの必要性も新たに感じました。

シュートの種類、シュートまでのステップの種類、引き出しを増やしてほしいですね。


決定力の話をするのはまずこれらが出来るようになってからかな。。。。。



次はドリブルのバリエーションのなさ

クロスオーバー、レッグスルー、ビハインド、みんな基本的全部できます。
ただそれらを効果的に使ってるシーンが見られなかったか印象です。


能力任せのドライブはあっても、ドリブルでDFを崩す、スペースを作るってからのドライブということがないので、上手くチャンスを作りだせないのが残念。
更にDFを振り切れなかった場合いステップバックやもう一度切り返す、ってこともないのでDFは守りやすそうでした。
せっかくステップバックをして振り切ってもバランスを崩して決めきれないのも残念だった。


ただ単にドリブルの技術が周りより劣っているだけじゃなく、フットワークが悪いのも印象的で、一生懸命切り崩そうとしても空回りしてしまっていたので、これは小さい頃に基礎を教わったことがないのかなと思います。


おそらく日本では自分より能力が高い人が少ないからそれでも通用しているのかと。




それらのせいでピック&ロールが致命的に出来ないのが痛い


ドリブルが出来ない、フィニッシュの種類が少ないことによってP&Rでチャンスを作り出せない。
もちろん出来ることは出来るんですが、他国の子がやると得点チャンスやフリーの選手が出来るるのに対し、日本の子たちではパターンが決まっているのであまりP&Rをやる意味がなかった。


日本ではP&Rの指導された経験がきっと少ないからしょうがないのかもしれませんが、今のバスケには欠かせないプレー、これは今すぐにでも改善したいですね。



でも何よりもこれが一番気になりました、コミュニケーション!

キャンプが進むにつれてチームメイトと話すようにはなっていましたが、試合中に全く声がでない。
一言も発しない子もいました。
DFでコミュニケーションを取らないなんてチームDFは出来ないし、アメリカでは自分勝手なDFとして怒られます。
OFでも何がしたいのかわからないし、ボールが欲しくない、プレーしたくないという印象を持ってしまいます。
何より楽しくないのかな?とも思ってしまいます。


特に声を出さないPGは怒られるどころかプレーすらさせてもらえません。
実際僕も何回怒鳴られたか。。。。。


コミュニケーションに関しては日本だけでなく、どの国の子も出来てなかったので、アジア特有のことなんですかね~~???


チームとして戦うため、自分の意思や存在を示すため、もっとバスケをみんなで楽しむため、声をもっと出しましょう。
テレビではわからないけど、アメリカもヨーロッパも、特にNBAの選手なんて本当うるさい位に喋ってますからね(笑)


前回や今回の記事で書いたことは学生だけでなく、僕自身も、日本のもっと上の人たちも足りないことが多く、本当に今のうちから変わっていかないと、日本だけ置いてかれてしまうんじゃないかと思います。


キャンプで感じたのはざっとこんなもんですかね~~。
長々と読んでくれた人はどうもです♪


by ATSU