port-channelでの負荷分散設定 | インターノウスインフラエンジニアブログ

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<port-channelでの負荷分散設定>
port-channelでの負荷分散設定は
「port-channel load-balanceコマンド」を使用します。
送信元、宛先、IPアドレス、MACアドレス等を元に
負荷分散の設定可能です。
 
・指定方法は以下の通り
src-mac
送信元MACアドレス
dst-mac
宛先MACアドレス
src-dst-mac
宛先と送信元MACアドレス
src-ip
送信元IPアドレス
dst-ip
宛先IPアドレス
src-dst-ip
宛先と送信元IPアドレス
src-port
送信元ポート番号
dst-port
宛先ポート番号
src-dst-port
宛先と送信元ポート番号
 
<設定例>
# port-channel load-balance src-dst-ip
<設定削除例>
# no port-channel load-balance
 
※「ポート番号に基づいた負荷分散」はシャーシ型のCatalystスイッチのみで設定可能 (ボックス型は設定不可)
※宛先(dst-)情報だけをロードバランス方式にすると、効率よく負荷分散されない可能性がある ので送信元の情報に基づけば、送信元は複数存在するのできちんと負荷分散される