イイチロと言う地震予知会社があるそうです。

該当率(網羅率?)が78.1%だそうです。

近いところでは、2019年6月18日の山形沖地震(M6.7)を的中させたそうです。

その時の予知内容は、「北海道から山口県までの日本海側で5月26日から2ヶ月以内にM5.0以上の地震が発生する」と言うものだそうです。

地図に表すと、こんな感じでしょうか。

 

 

この地震予知内容の実用性を、以前にも紹介している方法で計算すると、0.0001程度になりました。

つまり、実用性は、あるべきレベルの1万分の1しかないと言うことです。

旅客機の航続距離で言えば、燃料を満タンにしても、離陸滑走中にガス欠になるレベルの燃費です。こんな燃費の悪い旅客機に実用性はないですよね。

 

イイチロだけが酷いのではありません。

巷の地震予知は、概ね、同程度です。

これらは、成功率に拘るあまり、実用性が全くない地震予知を出しているのです。