ちょっと暇だったので、ここ4ヶ月の予知するアンテナの地震予知成功率を整理してみました。
結果は、予想通りだったので、紹介しようと思います。


予知するアンテナが地震予知の対象としているのは、M5.0以上の地震です。
Twitterの記事を見ると、「気象庁発表のMjより精度が高いMw(モーメントマグニチュード)を使用している」と書かれていますが、実際にはMb、MLも使用しており、Mjさえも使っています。
このように、様々なマグニチュードを使用している利用は、次のに点が推測されます。

(1)M5.0以上になる計測方法を探している。
(2)Mjは、有感地震しか発表されないので、台湾やロシアで発生した無感地震を
   取り込むため、MwやMb、MLが必要だった。

また、青森県沖や知床半島の北東沖の地震も、『北海道南部の地震』として扱ったり、福島県沖の地震を『関東東部の地震』、茨城県沖の地震を『東北地方南部の地震』としています。


このままでは、精度が高い検証ができないので、マグニチュードはMjに統一し、地域も妥当な区切り(若干、甘めに)で検証を行うことにしました。
予知の成功/失敗は、伊牟田が判断しています。予知するアンテナのTwitterでは『成功』としていないものも『成功』と扱っていますし、その逆もあります。
私の独断に偏見も加えた検証になっていると思いますが、絵にしてみましたので御覧ください。(2018年9月1日~2018年12月31日=122日間)

イメージ 1

空振りが多いのが分かります。
延べ569日(伊牟田が算出)も地震予知を出していながら、12件しか予知に成功していません。平均すると、47.4日に1回の割合でしか地震が起きていないことになります。
地震が少なかった2017年でも、Mj5.0以上は76件も発生しています。4.8日に1回の割合で地震が発生しているのです。地域を分割していることを踏まえても、マグレ当たりのレベルを超えているとは思えないのです。


手法から見ても予知できるはずがないのですが、成功率から見てもデタラメ地震予知をぬけだせていないことが分かりました。