韓国のブログは | これは名作・迷作

韓国のブログは

日本でブログがはやっているように、韓国でも個人のホームページがはやっています。その中でも最大手は「サイワールド」というサイト。日本でいうmixiのようなものです。でもこれ、ものすごく人気があって、韓国の総人口の4分の1の、1,200万人以上もの会員数を持っているそうです。mixiは会員数が18万人、というからその差は歴然です。10代、20代の若者ならもっていない人はほとんどいないくらい。初めて会う人にはサイワールドのアドレスを聞くことも今では若者の中では常識のようです。


これは正確には「ミニホームページ」と呼ばれるらしいです。まず、その人のサイワールドを訪れると初めに現れるのが個人が設定した「アバター」。選んだ部屋の中でキャラクターが生活しています。これは自分で購入するそうです。そして中心になるのは「プロフィール」、「写真(アルバム)」、「(友人からの)書き込み」、そして「日記」です。BGMもちゃんと設定されており、ページを開いたとたんにその人のお気に入りの音楽が流れる仕組みになっています。

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しかし、日本の「ブログ」とは似て非なる部分がたくさん見受けられます。まず驚くのが、自分の全てを包み隠さないところ。誰が訪れるかも分からないのに、自分の写真を惜しげもなくはりだし、恋人とのツーショット写真なんかも平気で載せます。訪問客も全て実名を名乗ります。友人のリストも載っていて、交友関係なんかもばっちり分かってしまいます。プライバシーという言葉はここには存在しません。日本で、友人に見てもらおうとブログを作っている人も、自分の写真や実名を乗せている人はほとんど存在しないのではないでしょうか。もしいたとしても他人の写真を載せたり、名前をリストにして載せたりなんかしたら非難ごうごうは間違いありません。


日本でも、韓国でも、自己表現の楽しみは共通のもの。日本人の場合は、あくまでも個人中心の作り。自分を知ってもらいたい、でもさらけ出すのは嫌だ。しかし韓国の特徴は、その喜びを誰かと「共有」したいという欲求。そして自己アピールの強さでしょうか。こんなにかわいい私を見せたい、こんなおもしろい友達がいることを知ってほしい、というような。包み隠そうとする日本人、全てを見せようとする韓国人。インターネット上でもそんな国民性が出ていて本当に興味深い。


サイワールドについて

http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/01/21/cyworld/