こんばんは。
相変わらず、ティアの主張が読み取れずに苦労している毎日です。
私、ティアにかまいすぎなんでしょうかねぇ。
ティアがわがままを言いに来るのは決まって私の所です。
あまやかしすぎなんだろうか・・・・・・
そんな、娘のわがままにほんろうされつつ、過去猫編第三弾をお送りいたします。
彼の名前は虎太郎(こたろう)
真っ白で、虎模様なんてないのに、虎太郎なんです。
虎太郎がわが家に来るちょっと前、隣のいとこの家で飼っていた『虎王丸』という名前の猫が、行方不明になりました。
雄猫だったから、自分から旅に出たんだろうと思います。
そんな時に、寒空の中、親猫に置いてけぼりにあっていたと思われるこの子を私が見つけて連れて帰り、次に猫を飼うときは花子か太郎とつけようと話していたので、オスなので太郎とつけようとしたところ、
いとこから、『ただの太郎じゃつまんないから、虎王丸から一文字とって、虎太郎にしよう』と言われ、
その意見に従い、虎太郎になったのでした。
動物病院なんかに連れて行って、名前を聞かれて、『こたろう』です。というと、必ず漢字は『小太郎』と自動変換されてたもんです。
オスだからなのか、外にいることが好きで、半分野良みたいな生活をしていた彼は、どうやらわが家以外にも別宅を作っていたようで、外でよく他の名前を呼ばれて、返事をしているところを見かけたもんです。
たんに愛想がよくて、ご近所さんから可愛がられていただけかもしれませんが。
たまに一晩家を空けたりしていたから、別宅があってもおかしくないかもしれません。
晩年は、他の新入り猫と一緒にいるのが嫌だったのか、ほとんど家に帰らず、外にいるか親戚ではない方のお隣さんの家で過ごしていることが多く、家にはえさを食べにくる程度になっていました。
亡くなった時も、お隣さんが連れて帰ってきてくれましたし。
祖母の誕生日が虎太郎の命日です。って、関係ないですけど。
外面の良い、おおらかな性格に、いつも癒されておりました。
顔つきもメスっぽい、優しい顔立ちだったためか、去勢手術して、その跡がきれいに見えなくなってたせいか、外で虎太郎に会う人は、メスだと思ってた人も多いみたいです。
家のすぐ前の商業施設の駐車場でよく遊んでいたので、そこを通る人たちの人気者だったみたいで、なんだかうれしいような、悲しいような。
いろんな人に、幸せをおすそ分けしてあげてたのですかねぇ。