『チョイス・ラムコーヒー』を燃やして吸うてみてもええけどね。
あんまし気ィが進まんねんけど。
ほたら、ふたとおりの吸いよで、ラムコー・ヒーテキをいただいてみまひょか。
まず、しとつめの吸いよはこれです。
シャグ煙草吸引用の、カピートミニパイプに詰めてみたのや。
ほんで、ふたあつめの吸いよがこれです。
ローリングして5個に分割したやつをばしとつ、キセルにぷちゅっと突き刺して吸う技法で、これは『せちべん喫煙法』またはその形状から、伝統的お菓子になぞらえて『奉天喫煙法』と、しろく一般的に呼ばれておるものや。
「ちょっとも広く一般的に呼ばれてへん。そないな呼びよするのは、おまはんだけや」
せやろか。
どれどれ。ほなちょっと、火ィ点けてと……。
ううむ。なるほど。やっぱそやったか。
結論から申し上げますると、ちょっとも美味しいことおまへんデ。
せちべん喫煙法で吸うた場合、百点満点の七点。カピートにいたっては、百点満点の二点や。
なあんし、せっかくのすんばらし甘味が、ベースとなる煙草葉のえぐみで、ほとんど感じられへんねんもの。
とにかく、使うとうヴァージニア葉のしんしつが悪すぎて、ピリピリピリピリピリピリピリピリ。それしかないワ。
ご存知の向きもございましょうが、チョイスシリーズは開封時、べちゃべちゃに湿ってんねんで。
それでいてこのピリピリぐあい。
一体全体、乾燥したらどないなことになんねん! ちゅやっちゃあ。
やっぱ、フレーバー系シャグはどんならんナ。
いや。マックバレンがあかんのか?
もうちょっと、がんばりや。