<出典>
2006年3月2日号
特集
東宮御所のオクの奥 皇太子と雅子さま 夫婦別々の食卓



【食事について】
・皇太子殿下と敬宮さまは、8時にそろって朝食を召し上がる。


・雅子氏の朝は遅く、10時を過ぎてから食堂に来ることもある。


・「ご結婚間もない頃から毎日のように遅かったのです」と職員は取材に対してコメント。雅子妃のマイペースぶりに戸惑っている。


・昼食も、皇太子殿下と雅子氏は別々にとることが多い。


・皇太子殿下、雅子氏、敬宮さまが別の時間に個別に食事をされることも多く、大膳の負担が大きい。


・唯一、夕食時には、3人そろって召し上がる。


・皇后が皇太子妃時代に作られた小さなキッチンを、雅子氏が使うことはない。




【敬宮さまについて】
・地方公務等で、皇太子が留守のとき、敬宮さまの世話をするのは養育係。


・雪の日は愛犬ピッピとマリ(10歳以上の老犬)にそりを引かせている。


・塩を撒いては四股を踏んで皇太子相手に相撲を挑んでいる。



【雅子氏について】
・秋篠宮紀子妃殿下のご懐妊でショックを受ける風でもなく、よく外出している。


・こどもの城のすぐ側にある、国連大学に通学している。(日本には関連性の薄い)途上国の役人向けのセミナー などの抗議を、英語で聴き、英語でメモを取る。12階に用意された特別室で、人にあったり、PCを使っている。


・静養中のはずが、夜中に夜食を所望し、深夜に本を読んでいることが女官にばれた。


・ラテン語を学んでいる。


・ライフワークを探している。




【皇太子殿下について】
・ここ二三年、夫妻そろってテニスや散策をされることはあまりない。皇太子殿下は、独りでジョギングや散歩をして土日を過ごされることが多い。


・皇太子は厳しい局面を避けてしまうことが多く、優しすぎると評判がたったこともあった。


・例えば、学生時代に東宮御所でバーベキューをした際、ご学友の一人が急性アルコール中毒で倒れ、医者や看護婦や出仕が介抱にあたった。皇太子はその状況に耐えられなくなり「どうぞよろしく」で立ち去ってしまった。


・昭和天皇の御陵墓についての重大な取り決めについて話し合いが持たれていた際、皇太子は「それではわたしは失礼いたします」と先に一人で引きあげた。その姿に、紀宮さまが「無責任ですよ」と仰ったこともあった。


・静養先ではビデオやカメラを手放さず、雅子氏と敬宮さまにレンズを向けている。


・朝が苦手な雅子氏に変わり、朝は皇太子が車に乗り、敬宮さまをこどもの城に送る。


・実質的には、皇太子が敬宮さまの母親役をしている。


・一昨年暮れの御所のお餅付きでは、雅子氏は欠席。代わりに皇太子殿下が敬宮さまをかいがいしくお世話。しがみつく敬宮さまを眞子さま・佳子さまの所まで連れていき、遊ばせていた。




【東宮職について】
・東宮職の側近とも意思疎通がうまくいかず、雅子氏は感情的なもつれから部屋に閉じこもられることもあった。


・怒られたくないので、側近は黙ってしまい、悪循環で信頼関係が築けなかった。


・皇太子は全面的に雅子氏の「ライフワーク探し」を支持しているが、あまりにも雅子氏の意見を優先する姿勢に対し、関係者には賛否両論がある。


・餅つきの際、敬宮さまの世話を焼く皇太子の姿に、「おいたわしい」と漏らした側近がいた。


・「人格否定発言」から約1年半、皇居と東宮御所の間には特に大きな波風は立たず、 徐々にいい関係が戻りつつあった。そこにきて、「東宮職医師団の見解」が発表され、天皇皇后の側近たちは、いたましいほど落胆した。


・雅子氏のことだけでなく、「皇太子さまはどうしてこんなに変わられてしまったのか」と、失望する声があがっている。



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