RB26改2.7Lレスポンスキットエンジン

こいつにGT2350、もとい、、、、GT2530はHKS時代の名称ですね(汗)、組み合わせるタービンはGT2860R-2×2です(^^)

 

シム調整が完了し次はレスポンスキットには必須、いや、、、、今RB26には必須と言っても過言では無いでしょう。クランクトリガーキットの取り付け開始。

 

ここ数年で様々なメーカーからクランクトリガーキットが開発、発売されています。

私んちが使用するのはこの手のパーツと点火系パーツで定評の有る5-0IGNITE社製。

 

去年ですかねぇ、、、、、HKSさんちがオートサロンで出展していたハイレスポンス仕様のエンジン。。。

 

ほれ。。。。。。付いてる(汗)クランクトリガーキット。

今ですか、、、、、HKSさん辺りがもっと早く商品化してると日本でもクランク角センサーの重要性がもっと早く認知されたはずですよね。

しかも。

”RB26DETT用 2.8 L HIGH RESPONSE KITを使って更なるレスポンスの向上を図るため、クランク角センサーと点火コイルまでパッケージにしたエンジンです。”

HKSさんちのWebサイトから引用。

ね?やっと認めてる、何年も前から書いてるし、言ってんのに。。。。。

コンプリートエンジン専用パーツとの事で単品供給は無い様ですね、この辺りはHKSさんと近いショップさん達の声でどーにかなるかも知れません。

と言う事で私なんぞよりよほど説得力有るでしょ?HKSさんちも使ってるシステム。

 

今回制作しているエンジンにはHKSの大容量オイルポンプが装着されています。

センサー取り付けの台座を取り付けする為に少々加工が必要でした。

 

センサーの台座を取り付けし、タイミングベルト側をセンサーが貫通する様に削ります、コレは全てのオイルポンプで必要な作業です。特に難しい事は有りませんのでご安心あれ。

 

はっきりシッカリした波形を出す電子式センサーをこの様に取付します。

 

クリアランスを調整、クリアランスも調整しやすい構造になってます。

専用のプーリーを取り付けしますが、プーリー取り付けする際に先にタイミングベルトをくぐらせて置かないとベルトが取り付け出来ませんね(^^)

 

ほぃ♫ クランク側は完成です(*˘︶˘*).。.:*♡

この作業自体は車載状態でも十分出来る作業ですのでタイミングベルト交換のついででも出来ますね。

 

 

タイミングベルトとスライドプーリーはHKSさんちのを使用します。

おおよそ、有名メーカー製のモノならどのメーカーのを使用しても良いと思います、今回私のミーハーっぷりが全開に露呈しベルト廻りはHKSさんちで揃えました、色がね、統一されてると格好良いですよね。好みで選んでも大丈夫です。

ネット等で激安販売されているプーリーの中には強烈な粗悪品も有りますのでその辺りはご注意下さい、私はエンジンパーツや安全装置等に安価なモノを絶対に使いません。

 

プーリー取り付けしてベルト張って。

 

カバーをピカピカに洗浄して取り付け。

 

・・・・・・渋い、、、、、しぶすぎる。。。。。。。。

オーラが、、、、、、滲み出てます(*˘︶˘*).。.:*♡

 

エキゾースト側に気筒判別センサーを取り付けますが、バルタイ測定/調整する際に突起物が無い方がやり良いのでバルタイ設定してから気筒判別センサーを取り付けましょ。

 

ふぅ、まだ折返し地点位ですねw

RB26はこれから先スロットル廻りの調整等も有りますから結構時間掛かりますね。

でも、漢の日産って感じがしますよねRB26、面白いエンジンです。

 

走行会メンテ中のFD2。

 

お約束のプラグ交換。

 

ドライブシャフトのオーバーホールとローフリクション化。

 

 

加工作業途中、違いは歴然ですね。

 

非常に気が遠くなる作業ですwwwwwwwwwwwwwwwwwww

全ての摺動面に加工を施します。

細かい作業の積み重ねがドライブシャフトの中の構成部品中ですら沢山有ります。

 

(๑•̀ㅂ•́)و✧。ヨシと。

 

ドライブシャフトのローフリクション化は様々な恩恵を産みます、フリクション=熱です、熱による劣化や破損を抑止出来ます。

で、ローフリクション化すると、例えば1ジョイントで5PSのフリクションロスが有ったとしましょう、それがフリクションロスの低減効果で1ジョイント3PSのフリクションロスに出来たなら。。。。。4ジョイント有るので、、、、2PS×4=8PSとなりますよね、破損抑止とフリクションロスの低減によるパワーアップ、私の場合は思想的に破損抑止が主でパワーアップは超嬉しい副産物と言う考え方ですが、全てのドライブシャフト装着車両に使えるチューニングで有り、ドライブシャフトのロングライフ化の事も要素に入れると、、、、燃料添加剤よりもコストパフォーマンス高いですよね(^^)しかもエンジンパワーが上がれば上がる程にドライブシャフトのフリクションは増大して行きますのでパワー上げれば上げる程に相乗効果上がります。

 

休み明けにブーツとバンド類が届きますので組み付けましょ。

 

ハブ廻りに結構サビが出てました。

街乗り程度ではわかりませんが、サーキットスピードになると、ブレたりします。

 

 

サビを落とし、面を出します。

 

ハブ側もね。

 

全てが、注意を払って無いと見逃してしまう様な事をチマチマと重ね続ける。

エンジンも、その他のファクターも。アプローチは同じ。

 

整備屋さんでは無く、私共がチューニングショップと呼ばれる所以ではなかろうか、、と思います。整備屋さんを卑下している訳では有りません、通常整備の先にチューニング作業は成り立つ訳で、整備屋さんは整備屋さんの仕事で素晴らしい職業です。特に機転/応用が効く整備屋さんってホント達者ですよね。

しかし、整備屋さんとは似て非なるもの。それがチューニングショップで有るべきだと思います。整備屋さんから言わすと、逆に同じにするな。と言われるのかもや知れませんね。

 

 

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