もう限界だった
精神は完全に崩壊していたし
ロッカーに頭を打ちながら
このままここから消えてしまえないかな
全てなかったことにならないかなって
現実逃避し始めて
誰か助けてって思いながらも
見つけてくれる人はいないし
誰かに相談することもしなかった
色んな要因はあるけど
1番メンタルにきたのは
理不尽なクレーマーかな
相手するのもいやだったし
電話が鳴れば
その人ではありませんようにと祈るし
面談で直接会うとなれば
精神持たない
もちろんそれだけじゃないけど
崩壊してしまった精神は
元には戻らなくて
有給休暇とれないシリーズでも
書いたように
休みなんてとれないから
ただ休みたい
理由なく
リフレッシュのために休みたい
そう思っても休めない
逃げられない
もうだめだ
このままではだめだ
ある日本社に行って
社長に相談した
しばらく休みをもらえませんかと
そもそも休ませてはもらえないけど
仮に1日休んでも
何の意味もないと思ったし
思い切って
しばらく休ませてくれと
提案した
どこまで理由を話したかは
覚えていないけど
精神的に辛いことは話した
本来なら初めは
直属の上司である
例のロック好きの上司に
相談するべきことだったかもしれない
でも相談したくなかった
また説得されそうだし
社長のほうが
分かってくれそうだった
だけどその考えは甘かった
今考えれば当然かもしれないけど
もうちょっとやってみようって
説得されて
1日の休みももらえなかった
社長は厳しい人ではない
どちらかと言えば優しい
相談したときも
ずっとにこにこして聞いてて
もうちょっとやってみようねって諭されて
やるしかないんだなって
抱いていたかすかな希望は
どこかへ行ってしまって
こんなに辛いのに
メンタル崩壊してるのに
どうすることもできないのかって
ネットで色々検索すると
適応障害というのを見つけて
もしかしたら
これじゃないか?
これだったら
休めるんじゃないか?
私の状態を
第三者に証明してもらえれば
いいんじゃないか?
そうしてついに
心療内科の受診を決めるのです
精神科か心療内科か
そのとき調べて
なんとなく心療内科を選んだ
そっちのほうが合っていると思ったけど
理由は忘れた
精神科も心療内科も
良いイメージではなかったけど
まさか
受診することになるとは
だけど
最後の希望だった
診断書があれば
社長も意見を変えてくれると信じて
当時住んでいたところの最寄駅に
心療内科があって
ついに
足を運んだ