
娘達が進学で上京し、子育ても一段落。
なにか自分のためになることを始めようかなと思った時に思いついたのが歌のレッスンでした。
40代半ばで歌のレッスン受ける人なんていないだろう、笑われないかなと恐る恐る初回レッスンに行くと、緊張している私に、
「誰も聞いていませんよ。私しかいませんから」
と明るく言ってくださり、これなら続けられるかもと思ったのを覚えています。
レッスン中に先生がお手本で歌ってくださる時は素晴らしさにいつも惚れ惚れして、得した気分です。
私の漠然とした相談も、臨機応変に指導していただけるので、遠慮なく相談をさせてもらっています。
「カラオケで高得点なのに、うまく聞こえないのはどうして?」
こんな相談も、即回答、解決。
カラオケの画面を写真で撮ってきたものを見て分析してくださったり、本当にオーダーメイド対応!
声の出し方から指導していただきましたが、イメージや、図解での指導は本当に理解しやすいです。
本当に、勇気を出して初めてよかったと思っています。
北関東なので、月一の指導日に、日程が合わないこともありますが、継続していきたいですし、先生との出会いに感謝です。

レッスンを始めたきっかけは、還暦から始めた親父バンド。トレーナーは藤原綾子先生。現役のシンガーでもあり、米国でR&BやPOPs、ゴスペルなど幅広い分野のボイストレーニングも積んでこられたとのことなので、パワフルなロックボーカルも学べることを期待してスタート。
実際にレッスンを受け始めてみると、期待をはるかに上回る内容の濃いレッスンで大満足です。基礎的な呼吸法から、身体パイプを楽器として使ったさまざまな発声法、倍音、喉を開いて遠くまで飛ばす力強いロングボイス、ウィスパーボイスのコツなど。論理的で、明快で、テンポよいレッスンであっという間に1時間が過ぎていきます。月に1回程度のペースで9か月目には高音・低音とも1音ずつ音域も広がりました。
私の選ぶ課題曲は、バンドのレパートリーでもある60年代~70年代の英語のロック中心で、リズム主体のちょっとマニアックな曲などもありますが、藤原先生はどんな曲でもすぐに理解され、ポイントを絞って”目からウロコ”のような的確なアドバイスをいただけます。それは単に発声法のことだけでなく、例えば「韻を踏んでいる歌詞のリズムの置き方」や、「キーがメジャーコードの元気な曲でも途中のマイナーコードの部分は”トーン落として語りかえるように”」など、曲全体の流れの中での改善点などもアドバイスいただけます。
レッスンを始めて以来2回ほどバンドのライブを行いましたが、会場で聴いた(いつもは辛口の)家内が「レッスンの効果がはっきりでてるね~!」と言ってくれました。また、時々診てもらっている整体師から「最近何か声を使うようなことをしてるんですか?」と尋ねられ、「歌のボイストレーニングを受けてます」と答えると、「話す声も響きが違いますね!」と言われ、そういう効果もあるんだ、と驚きました。
レッスンを重ねるほど、ボーカルの奥深さをますます実感、もっともっと上達したいという気持ちが高まっていきます。
「歌とは体を楽器として使うこと、だからちゃんとした練習を続ければ必ず上達できる」―レッスン初日の藤原先生のこの言葉を励みに、レッスン通いはまだまだ続きそうです。



IM musicのレッスンは、直ぐに良い歌声になった実感を得られます。
私は今までも、いくつかのボイストレーニングを受けたことがありますが
今のボイストレーニングが自分に一番合っていて、とても良い講師に巡り会えたなと思っています。
1つ目の理由は、「トレーニングの内容が理論的で実にわかりやすい」ということです。
例えば、良い発声には”お腹から声を…”とよく聞きますが、いきなりそのような指導を漠然とされても
具体的にお腹のどこに力を入れるのかピンときません。
しかしIM musicのレッスンは、まず体の構造から説明してくれるので、どんな時にどのように体を使うのか正しく理解することができます。
それによって、今自分が何ができて何ができていないのか今後の課題がはっきりわかります。
2つ目に、「現役で活動している先生だからこそできる実践的な内容」だということです。
実際にステージに立っている側だからこそ、レッスンの内容は生徒の立場に立っての的確なアドバイスを受けられます。
レッスン中は上手く歌えるけれど・・・ということはボイストレーニングにおいてありがちなことなのですが
実際のステージでは、緊張・喉の調子・ステージング・・・等々様々な要素が絡んできます。
そのようなことをすべて想定して上でのレッスンなので、本番においても自分の力を存分に発揮することができます。
3つ目に、なにより「講師の人柄が良い」ということです。
生徒一人一人に親身になってくれ、歌の指導のみならず歌手活動全般においても相談に乗っていただいております。
これは 個性を活かした歌い方に、という方針にも表れているのではないでしょうか。
人前で上手く歌えるようになりたいという方!!絶対におすすめです!!

わかりやすく、歌のイメージがつかみやすくなるレッスン方法だと思います。
基本的な発声練習の後に課題曲(と言っても自分が選んだ好きな曲)の御指導、と言う繰り返しの中で、めきめき上達を感じます。
上達したな、と感じるのは、
自覚的には、今まで出なかった高音が発声できるようになり、声量もあがり、歌った後でも咽頭が痛くなりにくくなった、ことに気付いた時でしょうか。(2回程度のレッスンで感じられました。)
他覚的には、カラオケの精密採点数が上昇した、久しぶりに会った友人がびっくりしていた、等でしょうか。
以前から歌うのは好きで、一人カラオケはしていましたが、やはり上手な方にこつを教えてもらいながら練習しないと、限界があり、逆に変な癖がついてしまうことがわかりました。
藤原さんは基本的な点を押さえながら、それ以外は個人に合った指導法の様です。暫くの間、お世話になろうと思っています。