運と気持ちとタイミング

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月1回のペースでメンテナンス通院中のクライアント様(60代女性)ですが、肩関節(病院で異常なし)&膝関節(病院で変形性膝関節症の診断歴あり)の奥~の方の痛みが最初に比べて随分よくなったものの、あともう少しがなかなか取れません。

 

可動域は正常なのに動きに伴う組織の奥の方の痛みを感じられているのです。

 

このような首をかしげる症状は色々試してみるのがいいと思い、私は以前関節の自然治癒力の効果もある太極拳をおすすめして体験もしていただきましたがお断りされています。ちょうど近々新しく初心者クラスを始める予定なので思い切ってもう一度お話ししてみましたがやはりお気持ちがないようです。

 

それならと太極拳の動作も取り入れているロコトレのお話しもしましたが、タイミングが合わず…。

 

私は太極拳やロコトレを誰にでもおすすめしている訳ではありません。症状やその方がどうなりたいのかをお聞きしている中で、生活の中に取り入れられたらもしかしていい方向へ激変することもあるんじゃないか…と思った方にお話しています。

 

でも、いくらいい運動でもご本人のお気持ちとタイミングが合わなければする機会を失います。すごく残念ですが仕様がありません。

 

自分には向いていないと感じたり苦痛だったら辞めればいいこと。

 

始めなければ何も進展しません。

 

「足首や膝に水がたまらなくなった」「花粉症の症状が軽くなった」「風邪をひかなくなった」「少々具合が悪い時に休まず練習に行くと終了後はスーっとよくなっている」など自然治癒力効果のある運動はそう無いと思います。

 

いいと聞いてすぐに実践する方は効果も絶大。しっかり結果に現れています。

 

太極拳の効果は教科書的にはこんな感じなんですよ。

  • 筋肉への効果:主に下半身(足腰)の筋肉が強化される
  • 大脳への効果:太極拳の動作を支配するのは、大脳皮質の運動野で、意識を介した太極拳の動作により、大脳は活性化される
  • 内臓への効果:太極拳中は身体の表部(筋肉)に集まる血液が、終了後は、反対に内臓の活動を盛んにし、副次的に消化吸収を助長する
  • 精神面の効果:太極拳を行うと、脳波にアルファー波が発生。ランニングハイと同じようなメカニズムで「気持ちよさ」を作り出し、精神面情緒面に良好な効果をもたらす
  • 減量の効果:脳内のセロトニンという食欲を抑える物質が作られるので、練習前は強い空腹感があっても、練習後はそれが消失していることがある
  • 脊柱及び軟部組織への効果:太極拳の上下、前後、左右に無理なく動く全身運動は、背骨の運動として非常に効果的である
  • 自己治癒能力への効果:太極拳によって、心肺機能が増進し、血液性状が良好に保たれる結果、治癒力が向上し、病気にかかりにくく、またかかったとしても回復が早い体質へ改善される