安静にしてるのって暇なので、
長年、宝塚ファンとして生きてきて、
申し訳ないと思うことを書いてみようかと。
私は宝塚を見る上で致命的な欠陥があります。
それが、、、
歌うま と 歌へた の区分がよくわからないことです。
宝塚は「歌劇団」なので、これファンとして致命的だと思うんですよ。
でも、長年ファンやってても
わからないんです。
歌劇団の人、みんな歌そこそこうまくないですか??
で。「この人は歌上手いよね」って言われて
「え??そうだったの??」
って思うことも多いし
逆に
「あの子は歌がちょっと」
って言われて
「えええ!!普通じゃない??」ってなったり。
ちなみに、私が歌上手の部類に入ると知らなかった人が「明日海りお」さんで、
スカピンの月組公演のとき友人に「やっぱ歌上手だよね」って言われて、
「え!え??」となるくらいです。
ね、致命的でしょ、、、
まあ、スカピンはあの役がどーーー考えてもレオンさんの当たり役で印象が深すぎたってことにしておこう。
歌下手の部類に入るのは、、、まあファンの方がいるのでやめておきますが、
巷で言われている人の歌ですら私は下手と思ったことはないです、、、
路線の子で「声量足りないなぁ」って思うことはあっても下手って感じないんですよね。
なぜだろう。
たまに、友人から「耳腐ってんじゃない?」って言われます。
で、そんな致命的な私の歌に対する基準は
「聞いてて好きか、嫌いか、何も感じないか」に集約します。
たぶんね、歌ってる時の顔とか仕草とかがポイントらしくて、それさえあれば音程多少ズレててもあんまり気にならないらしい(笑)
歌劇団が好きなのに本末転倒すぎる、、、
友人からは「〇〇さん歌上手いよね?」と聞かれて
「え。」と硬直するたびにため息をつかれるのもどうなのかと思いつつ。
海外ミュージカル作品だと、
春野さんと彩吹さんの「ファントム」は歌ですごい感動した!
って言ったら「あの歌で感動しなかったら耳が腐ってるんじゃなくて耳がないレベル」って言われました![]()
ふつうのミュージカルも見に行きますが、
私が歌のみで感動したのは、
帝国劇場でみた「エリザベート」のトート山口祐一郎さんの「最後のダンス」くらいかなぁ。
珍しく、私が「あの人歌上手いね」って言った人かもしれないです。
なんか、体がビリビリしたんですよ。歌で。もう20年近く前だけど。
あの頃は20年たったら、音音痴もなんとか改善すんのかと思ったけど
いまだに、なかなかしないですね(笑)
宝塚好きなのに致命的だよなぁっていつも思うのですが
どうやら私が宝塚に惹かれる理由が歌じゃないみたいなので、
歌至上主義みたいな方のブログを読みながら
「あ、あの人歌うまかったんだ!」って気づくのも最近のあるあるです。
あと20年たったらもう少しまともになってるかなぁ。