シットパン都知事と会談、コンサドーレ北海道レセプションで旭川道北圏PR、サイアム高島屋で旭川産米、農畜産物のトップセールス活動。



・都知事訪問
920万人の人口を擁し発展を続けているタイの首都バンコク都。旭川市と同様デザイン創造都市として、2019年に加入した。私はデザイン創造都市、教育交流、観光での相互協力を求めるため都知事を訪問意見交換を行った。まず両都市のデザインへの取り組みについて意見交換。私は旭川には産業、文化共にデザインが根付いていることの説明を行い、旭川が立候補を予定しているユネスコデザイン創造都市サブネットワーク会議の協力を依頼。バンコク都からは協力承諾と共に、毎年開催しているバンコクデザインウィークの紹介と来年の開催に旭川市を招待すると報告があった。また、日本の神戸、名古屋等の都市の関係者も旭川がハブとなり連携を深めていくことで一致した。

教育関連では、旭川大学への留学生派遣や、旭川とバンコクの高校生達によるユネスコスクールの相互連携を協議した。

観光関連では年末から新千歳にバンコクとの直行便が就航することから、スノーリゾート、デザイン、食の魅力を動画で説明、知事も旭川を美しいまちと評価。多くのタイ人、バンコクの人達にとって、訪れたい街となるだろうと応じた。
バンコク都とは今後も様々な面で人的交流を密にし、連携を進めていきたい。

・サイアム高島屋
バンコクの中心に位置し、活気が満ち溢れているサイアム高島屋。北海道のどさんこプラザや現地で奮闘している我が旭川市の梅光軒と同社経営のレストランの視察、旭川産米をはじめ農畜産物のPR活動を行なった。梅光軒・レストラン店長より現地の日本食のニーズについて話を聞けたことは今後において非常に参考になるだろう。

・Jリーグチャレンジマッチコンサドーレ北海道レセプションでは、タイ語、動画で旭川の魅力を発信。政府関係者やタイ航空、多数のエージェントと意見交換。まずは臨時便の就航を目指したい。共に訪問した洞爺湖町・下道町長、余市町・斉藤町長、石屋製菓・石水社長、北海道及び札幌市の方々とも有意義な意見交換ができた。また、小野伸二選手、  選手も川崎フロンターレとの試合を控えて道のPRを行なっていたことが印象的だ。

所感
ホテル到着は現地時間午前3時着、明後日朝6時半発のハードスケジュールではあったが、旭川の魅力を発信する事はもちろん、今後に繋がる多くの人脈を構築することができた。本格的なインバウンド再開に備え、旭川大雪圏域並びに道北圏への誘導を促すための取り組みを、旭川市が先頭に立って行なっていかなければならない。本年9月、市とコンサドレーで連携協定を締結した成果が早速表れたが、招待頂いたコンサドーレ関係者の皆様に感謝申し上げるととも、今後もスポーツによる交流・関係人口の増加を加速させていくための取り組みを、進めていくべく、企画を磨いていく。