さて、先日TV放送された「NHK MUSIC SPECIAL REBCCA 40年の軌跡と”今”」を見ましたが、イイ番組でした。
レベッカは思い入れのあるバンドで80年代はよく聴いてました。忘れもしない「OLIVE」というアルバムは発売日に買いました。それは、高校の夏休み中で、1988年8月1日、真夏でした。38年前ですね、、、。
そこに「真夏の雨」という曲が入ってますね。
レコードも何枚か持ってます。
レコードはやはりジャケが大きいので、より感動します。アルバム「POISON」の薄紫色の毒々しさ。
数年前、最初の大々的な再結成のとき、さいたまスーパーアリーナ公演は見に行きましたね。それまでレベッカのライブへは行ったことがなく、その時やっと初めて生でレベッカを見ましたが、大感動でした。ライブDVDも買いました。
数年前は、ベースの高橋さんを追ったドキュメント番組も見ました。解散後、しだいに家庭の事情もあり、音楽から離れ運送会社に勤務されてましたが、再結成のため再びベースを手に取り練習してライブに臨むと。
レベッカ40周年、現在新曲を出してツアー中。40周年とはとても長い。でもメンバー6人は変わらず健在、音楽性が変わることもなく、あのレベッカのまま。新曲も聴きましたが、これぞレベッカ、レベッカのポップ以外の何物でもない。
土橋さんの90度の配置で並べた複数のキーボード、小田原さんのバスドラに入ったレベッカのロゴ、高橋さんの紫のSRのベース、どれもこれぞレベッカですね。特に高橋さんの紫のSRのベースを見ると感慨深いです。変わらないなあと。
是永巧一さんのギター、中島オバヲさんのパーカッション、この2人も欠かせない。ステージで映える6人、多彩な音楽、40年とは、、、
バンドというものは、再結成してもイイし、長く続ければよいと思う。バンドそれぞれ解散や再結成に対する美学や信念があったり、瞬間できらめくロックの美学があるかもしれません。中にはメンバーが変わったり、演奏能力や歌唱力が衰えたり、音楽性がロックからアコースティック、ジャズ系に変わったりすることもあります。
でもレベッカはレベッカのまま、むしろまだまだ現在進行形で進んでますね。
ほかに、レベッカは一般的なロックバンドとちがい、紅一点バンドで、実はそこにも長く続けることの難しさがあると思うのですが、そのあたりもレベッカは変わらず続いてます。しっかりと強固な結束のもと、40年以上続くすばらしいメンバーシップのもとで。
そして、新曲や演奏のクオリティが高い。
テレビを見て感動したしだいです。軌跡を見て、レベッカというバンドの稀有な、奇跡のような音楽表現に再度感動しました。今もレベッカを見られる幸福を感じています。
ライブDVDとか出してほしいなあ。