本日3・4限、第33回となる演習を行いました。今回も前回同様、4年生は卒業研究執筆のため自由参加とし、3年生による後期共同研究の協議と作業を行いました。

 この研究ではいわゆるエリアマネジメントのとりくみとしての、滞留空間の形成に関わる組織や協定のあり方について検討しています。このため、都市利便増進協定を締結している都市再生推進法人を対象として、その活動の内容について調査を行います。その準備をこの間に進めてきたので、今回はその内容確認を行ってから問い合わせを発出する作業を行いました。関係の団体のみなさまには、どうかご協力をお願いいたします。

 その研究の課題としては企画を明確化すること、制度理解を進めること、先行研究や先行事例の蓄積を拡充することがあげられます。また、調査に関連しては上記の全体的な情報収集に加えて、個別事例の検討による滞留空間の特徴把握などを行いたいと思います。協議ではこれらの進捗に関わって、課題や分担を整理しました。

 発表を行う、2月に予定している研究室公開研究発表会まで1ヶ月を切りました。行程を逆算しながら、よく内容への理解を深めつつ進めていきましょう。

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 次回は1月30日3・4限です。内容は今回と同様、3年生による後期共同研究関連の活動となります。